水ゼリーの赤ちゃんを作る夏
冬から春まで続いた長い巣ごもり期間が終わり、気づけば夏が近づいている。雨が降って肌寒い日もあるけど、ひんやりしたものを口に入れるのが楽しい時期。
アイスやジュース、かき氷。
冷たくて甘いものはたくさんある。
そんななか、私がお勧めしたいのがコレ。
ひんやりプルプルした食感が楽しい水ゼリー。
必要な材料は水とゼラチンだけなので作るのはとっても簡単。
写真の水ゼリーは小さめのどんぶりを型にして、水を多めに混ぜて作った赤ちゃん。やわやわの緩い体に生まれてしまったので、ぺちゃっと横に広がって背が低い。
ちょっと近づいてみたけど、まだ寝てる。
ゴマのような目を覚ましてあげてから……
お皿を揺らしてぷるぷる遊ぶ。
小振りのゼリーを二つ並べて揺らしたら、ちょっとエッチかもしれない!!って閃いたけど、大人だから口には出さないで秘密にしておくね。文字には書くけどね。
とろとろした黒蜜シャワーは、水ゼリーの赤ちゃんも気持ちよさそう。
蜜で甘くなったら食べ頃。
まんまる可愛い頭をスプーンですくって、開いた穴に黒蜜を入れて食べよう。
かき氷を食べる時期になったら、シロップをかけてあげても喜ぶみたい。後からかけるんじゃなくて、ゼラチンを固める時に混ぜるの良し。
あと、最近はラムネ風味の水ゼリーちゃんが自販機で売っているらしい。出かけるついでに迎えに行きたいな。
なんてそんなことを考えながら食べていたら、水ゼリーはツルリとお腹の中に消えていた。
口の中に残るのは冷たい黒蜜の味だけ。
儚い水ゼリーの赤ちゃんを作る夏。
夏から秋まで続く暑い日々を超えて、寒い冬が来るまでよろしくね。
おいしいよ!
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