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2023- Everlasting Nonfiction

0.かなえたい夢

私の叶えたい夢、それは「多くの人の目の前で本業として小説家と名乗れること」です。普段ドラマの共有ばっか出してオリジナルのオの字も出していないですが。それを志す理由はただ一つ、「書くことから離れられないから」です。その話を少々させてください。

1.私と小説のはじまり、はじまり

まず、私が小説を人生で初めて書いたのは8歳の時でした。忘れもしません、当時見ていたヒーローが⭕️されるのを見て「彼が一発で怪獣を倒す話を作る!」なんて勢いで書いたのが始まりでした。あまりに大昔すぎて内容は完全に忘れ去ってしまいましたが。この頃はもう私はコナンを知る小学生だったので、「漫画」の発想になってもおかしくないのに、選んだのは「半紙に小説を書くこと」だったのです。
次に、この病的な癖が表に出たのはそれから1年後、9歳の時でした。なんの因果か、洗濯物を干している最中に私はぶつぶつとお爺さんが若い殿を叱るセリフが浮かんだのです。それからそれを派生させてどんどん発展させていくうちに朝は昼になっていました。内容こそ忘れましたが、それがある意味人生初のオリジナル作品だったのです。

2.小説への反抗期

それでも、高校生になれば、漫画やイラストの世界に憧れは持ちました。第2次コナンブームがきていたからです。それだけではなく当時のサンデーに狂ったようにハマっていたので、「こんな漫画描きたい!」と勉強の傍らイラスト描いたり画集読んだりして、どう近づけるか真面目に考えた時期もありました。しかし、どう頑張ってもコナンには近づけません。線を細かく書く作業に苦痛を感じて途中で適当になるからです。私の中で次第に「創作=恥を晒すこと」と同義になっていきました。
では、その時期小説は書かなかったか?と聞かれると、いいえ、そんなことはありませんでした。当時所属していた部活では文化祭でイラストや小説を収めた雑誌を無料配布しており、私はその中に3年間皆勤賞で小説を書き続けていたのです。ハマったものが変わればオリジナルの内容も変わる、そんな浮気性な性格だったのです。実際にはオリジナルはほとんど書いたことがなく、何かのオマージュやパロディの中にキャラクターを仕込んだだけの平々凡々な作品ばかりでしたが。

3.ふたたび、小説との和解

漫画やイラストの道をスパッと切るきっかけになったのは、結局書くきっかけを作った某光の巨人でした。簡単だけど、こんな展開があればいいのに、と望んだ二次創作作品でした。ある意味、展開をどこからもパクっていない純粋な自分のアイデアが形になったとき、私は確信したのです。
「ああ、やっぱり私は小説が一番好きなんだ。書いてて苦にならない趣味は小説だけだ。」
安直だったかもしれません。でも、一度は漫画に心を傾きかけていた私にとって、漫画のあまりの難しさに創作意欲が折れかけていた私にとって、この出来事は神託と言われてもいいほど大切な経験だったのです。このとき私はいずれ自分の筆で、多くの人が「こんなものが読みたかった!」と言えるような小説を書くんだ、そして「一人の小説家」として扱われる人間になるんだ、と終わりなき夢を抱くことになったのです。

4.2023年からはるか遠くまで

「ならなんでnoteにオリジナル書かないの?」
きっとそう思われる方は多いと思います。それは私が臆病なのもありますが、金田一やコナンの原作やドラマの構成は私の最も書きたいジャンルのフォーマット(つまり構成だな)に多くの学びを与えてくれるからです。つまり、利用してやろうという半分以上邪な心があるからなのです。まだまだ勉強中ですが、オリジナルは3回くらいこけながら書いています。ですので、いつか金田一ドラマで学んだことをもとに、皆さんに極上のミステリーを届けられる日が来ることを楽しみに、ドラマ感想を投稿していこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

5.オチ

実は、ミステリー漫画で一番好きなの聞かれたら、今はコナンでも金田一でもなく、『Q.E.D〜証明終了』だったりする。『銀の瞳』って第1巻掲載、iffつく前の大昔のエピソードが最高に好き。よく見返してます。

#かなえたい夢

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