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誕生日に「遺書」と「職務経歴書」をアップデートする。

安心してほしい。全く物騒な話ではない。

未来を見つめる前に 一年の棚卸しをする

わたしは、一年に一度の誕生日をそう位置づけている。もちろん、親への感謝の気持ちを添えて。

わたしにとって、その振り返りツールとして最適なのが、「遺書」と「職務経歴書」。


「遺書」

わたしは「もしものとき」のために、夫と娘に宛てた遺書を残している。

エンディングノートのようなきちんとしたものでも、法律に則った正しい遺書でもなく、"わたしなりの家族へ残したいものをかき集めた"、そんな遺書。

わたしの身の回りを綺麗に片付けできるように。
そしてふたりが生きていくためのメッセージ。

そのありかは、わたしの姉だけに伝えてある。姉以外はその存在すら知らない。

一生それがふたりの目に留まらなければこれほど幸せなことはないけれど、人生は誰にも分からない。

一年に一度、それを更新する。

人は生きれば生きる分だけ、足跡が増える。自分に何かあった時、残すものと消すもの、その選択の責を家族に負わせたくない。

例えば、ネット系のもの。SNS、ネットショッピングや旅行サイト、〇〇会員、メールアカウントなど…両手で数え切れないほどの「ネット系登録」。

これらのIDとパスワードを遺書にまとめ、「残す」「退会、削除」を分類しておく。

一年に一度、それをアップデートする。パスワードも更新するとなお良し。

使っていないものは断捨離。そうやって整理整頓していくことで、常に身綺麗で身軽でいられる。

「もしも」が来ないことがいちばんだけれど、「もしも」の時、家族に宿題を残すことなく、ゆっくり眠れる気がする。


「職務経歴書」

そして、誕生日にアップデートしたいもうひとつのもの。それは、職務経歴書。就職や転職の際に履歴書と一緒に提出するアレだ。

自分のための職務経歴書をつくることをおすすめしたい。「自分のための職務経歴書」とは、文字通り、自分が見るためだけに書き溜めていくもの。

通常、就職や転職時に提出する職務経歴書は"多くても3枚まで"が一般的と言われるけれど、「自分のための職務経歴書」は何枚になっても良い。

どこかに勤めていなくても書こう。産休育休の期間のことも自由に堂々と残していこう。

「自分史」を職務経歴書に書き溜めていき、その中でも"ヒカル実績"を集約して、提出用の職務経歴書をつくれば、素敵なものとなる。

さて、話を戻そう。

なぜに一年に一度、アップデートするのか。それは、「自分の習得知識・スキル」の振り返りをするため。

↓こんなにメリットがある。

①自分の「取り組んだことや習得したこと、成果」を忘れる前に「実績」として職務経歴書に残しておける。

②自分のキャリアが職務経歴書によって「見える化」され、自分史を客観的に見つめ直すきっかけになる。

③新たな一年の目標として「職務経歴書に書ける何か」を掲げることができ、それが習慣化されると良いスパイラルがつくれる。

④手元にキラキラピカピカの職務経歴書が常にあることは「自分の自信」になる。就職・転職の初動も早くなるという利点もある。

職務経歴書は、就職・転職を視野に入れていなくても「自己肯定感や自己効力感をあげるための最高のツール」になります。


「誕生日」

なにやら小難しいことを並べてしまったけれど、一年に一度、自分の棚卸しをする日をつくることはとても大切だと思っている。

ちなみに、わたしの誕生日は今日ではない。
(紛らわしくてごめんなさい)

今日がお誕生日のあなた、おめでとう⭐︎⭐︎⭐︎

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