マガジンのカバー画像

妊娠・出産・子育て×キャリア

19
妊娠中の働き方、育休明けのトラブル、子育て中の退職したい!妊娠・出産・子育ての葛藤や悩みをキャリアコンサルタント視点で解決します。
運営しているクリエイター

#妊娠出産

【リファーとは?】妊産婦のメンタルヘルスから学ぶリファーの必要性。

あなたが誰かから子育ての相談を受けるとき、意識していることはありますか。自分が子育てのことを誰かに相談するとき、どんな風に対応して欲しいでしょうか。 ⭐︎ 子育て相談において、子育ての知識や情報を正しく知っていること、傾聴のスキルを持っていることは対応の助けになるでしょう。ただ、その前にひとつ大切なことを覚えていただきたいです。 相談を受けられる自分の限界を知ること。そしてそれを超える相談はリファーするということ。 今回は、妊産婦のメンタルヘルスとリファーについてまと

育休復帰。キャリアコンサルタント視点で振り返る【望まぬ仕事で手に入れたモノ】

育休復帰をしてもうすぐ1年。SNSには毎日のように「育休復帰不安」というハッシュタグを見かけ、わたしもそうだったな…と思い返し、キャリアコンサルタントの視点で、自らの育休復帰を振り返ってみることにしました。 1.育休で失うものが多いと思っていた「役職、やりたい仕事」これはわたしが育休を取ったことで、手放さざるを得なかったモノ。育休明けに時短勤務になるにあたり、配属先変更、異動となり、責任者の立場から事務職になりました。 当時は悔しくて悲しくて、望んでいなかった異動に退職も

妊娠中の体調不良。【母性健康管理指導事項連絡カード】を利用して、時短や仕事内容の変更を!

妊娠中、ついつい体調が悪くても頑張ってしまうあなたに。「この位は我慢しなければ…」と思って仕事を続けないで、必ず医師に相談しましょう。 わたしは我慢を続けて、大変なことになりました。誰に何と言われようが、我が子と自分の命を大事にしてほしいです。 例えば、通勤時の交通機関は大混雑、仕事は長時間立ちっぱなし、残業が多いなど、その方の体調の度合いと仕事環境によっては、勤務時間の短縮や仕事内容を変更すべき場合もあります。 妊娠中の仕事、「しんどいな、おかしいな」と思ったら、体調

産休・育休前にすべきこと。育児休業取扱通知書について

これから産休・育休を取得予定の方へ。自身の経験をもとに「育休明けのトラブルを防ぐためのすべきこと」をまとめました。 育休復帰の際「こんなはずじゃなかった!」と雇用条件について会社と揉めないために、しっかり準備をしておきましょう。 育休明けのストレスを最小に、そして会社とのトラブルを避けるためにしておくことをシェアします。 「育休明けのトラブル。雇用条件変更。それって不利益変更⁈」の記事はこちら (1)就業規則を熟読産休・育休前には、復職についての就業規則を覚えるくらい