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パインとオレンジ感じるイタリアワイン

本日もハイドアンドシークさんにお邪魔して、美味しいをワインをいただきました。

PIGIO Pinot Grigio / Delle Venezie

まずは今回いただいたこのワイン「ピージョ ピノ・グリージョ デッレ ヴェネツィエ」について少しだけ説明します。
美味しいだけあって作り手はさまざまな取り組みやこだわりがありました。

作り手は4世代にわたる情熱家

作り手は、ヴェネトの地で4世代にわたってワイン生産に情熱を捧げるファゾーリ・ジーノです。
現在はアマディオとナタリーノのファゾーリ兄弟がワイン作りを手がけています。ビオロジック栽培などを取り入れ、常に新しいワインに挑戦し続ける革新性と、製造のすべての段階に注意を払う徹底した姿勢が彼らの作るワインに見事に反映されています。

ブドウはピノ・グリージョ

ブドウはビオロジック栽培で育てたピノ・グリージョを100%使用。
この品種はピノ・グリとも呼ばれ、黒ブドウのピノ・ノワールが突然変異で白ブドウとの中間色であるピンク色に変わった品種です。
9月の最初の週に手摘みで収穫。果皮と果梗を搾汁したブドウジュースと分離させて、その後ソフトプレス。
発酵は15-20日間、温度管理された状態で行われ、その後、ステンレスタンクで熟成させています。


ワインメイキングにかける情熱やこだわりを理解したうえで、ぜひ飲んでみてください。

テイスティングノート

色は少し緑がかった明るい麦わら色。白い花の香りと上質なシトラスのブーケ。グレープフルーツとパイナップルが混ざった繊細な香り。酸味とボディのバランスが良く、フィニッシュは心地の良いフルーティーなテイストが残ります。アペリティフとして、軽い前菜やカナッペと一緒はもちろん、魚のグリル、オイルやトマトなど軽めの仕上がりのパスタ、白身肉のお料理と合わせてみたいですね。

ピノ・グリージョのピュアな味わいを楽しめる、ミディアムボディで心地よい爽快感が溢れる白ワインです!

評価ポイント

パーカーさんに倣って個人的なポイント評価を備忘録的にやってみます。
評価点は100点が満点となり、下のシートがその内訳です。
さぁ、肩の力を抜いて楽しんでやってみます。

Robert Parker.com参照
  • ワインの持ち点・基本点 42点

  • ワインの色と外観 4点

  • アロマとブーケ 12点

  • 風味と後味 15点

  • 総合評価と熟成ポテンシャル 7点

◆ 100~96点 Extraordinary【格別】
◆ 95~90点 Outstanding【傑出】
◆ 89~80点 Above Average to Excellent【かろうじて並以上から優良】
◆ 79~70点 Average【並】
◆ 69~60点 Below Average【並以下】

というわけで、個人評価としては80点となりました。
ワインはテイスティングノートに書かれている通り、ほどよく豊かな味わいと酸味が楽しめるおいしいワインでした。
またファジーリ・ジーノのワインに出会ったら飲んでみたいと思います。


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