処分に困ってる物があったら記事を書こう
何度目でしょうか。
これを処分できないまま迎えた新年は。
何それ?
いいですか、よく見ててくださいよ。
ここ、バンドで締め付けられてますね。
今からこいつの封印を解きます。
大丈夫です。中身、呪物とかじゃないんで。
はい、解きました。
次に「外装の黒いやつ」を開きます。
中からなんか出てきました!さては呪物か?
「テントの骨みたいなやつ」と「ネギの根本みたいなやつ」です!
得体は知れませんが、まがまがしさはゼロですね。
ここから、テントの骨みたいなやつを、
ぐわわっと開く!
巨人のアコーディオンだ!
そして外装だった黒いやつを、なんと、
開いた状態で乗せる!(最初ちょっと引っ掛かったけど)
おわかりでしょうか。テーブルです。
では、何をするテーブルなのか?
まだ使ってないパーツがありますよね。
さっきのネギみたいなやつを、
マグネットでベタベタっと貼り付けます。
そう、これはDJテーブルです。
このカッコよさを見れば、大仰に設営したくなる気持ちもわかってもらえるでしょう。
20代の頃、少しだけDJをやっていた時期がありました。
DJブースの無いライブハウスでのイベントに出演する機会があり、そのために買ったのがこれです。ライブで使ったのは2回だけです。
そう、これを現場に担いで行ったんです。徒歩で。
機材をセッティングしてみました。
本来、このケーブルを現場のミキサーにつなぐんですが、まあ今日は雰囲気がわかればいいので。
当時を思い出してノッてみました。
で。
これ、いらないんですよ。
もうDJすることもないと思うし。
デザインが特殊で、DJ以外の用途(卓球台とか)には使えなさそうだし。
だけど、捨てるのがもったいないんです。
たった2回のイベントのためにこんなの買ったんです、私は。
過剰なエネルギー。後先考えない行動力。
そういう「無難」「安定」「現状維持」に背を向けて突き進む炎のような情念が、この黒い構造物に込められているような気がして、捨てるに捨てられないんです。
これからの私に必要なのは「無駄を恐れない心」「失敗を気にしないアクティブさ」だと思っていて。その象徴がこのテーブルなんです。
ですが、それはそれとして、邪魔です。
人情を優先してこのまま保管するか。
合理性の獣となっていさぎよく捨てるか。
迷った挙句、「状況をそのままnoteに書く」ことにしました。マックとモスで散々悩んだ末に牛角に行くような行動です。
本当にどうしよう、これ
つまり今の私には、「捨てよう!」ときっぱり決心がつくその日まで、このテーブルを部屋の隅に鎮座させる以外のルートが無いんです。
ただ、こうやって記事にしてWeb上に漂わせておけば、
「こういう物を探してたんです、ください!」
という音楽関係者の方が拾ってくれるかもしれない。
そんなボトルメッセージ的な希望も、ちょっとだけ込めてます。
というわけで、もしこのテーブルを欲しいという方がいたら、このnoteにコメントか、TwitterのDMでご連絡ください。無料でお譲りしたいと思います。
梱包とか配送の手段は責任を持って考えます。
必要としている誰かの手にちゃんと渡るなら、気持ちよく手放せます。
最後にサイズを書いておくので、参考にしてください。
お金をください!