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変化するボディイメージ

最近気がついたことがある。

それは自分の肩幅は自分が思っている以上に広いということ。

体操やヨガで、「足を肩幅に広げてください」と言われ広げた幅は、いつも骨盤幅だった。ヨガも随分長いこと続けているけど、まだまだ気付くことはたくさんある。余白がいっぱい。

私はなかなか身体から肩から腕のつながりが感じられず、人より少しばかり長い腕を持て余している。これは腕が長いばかりに、力の入れ具合が分からないのだと思っていたけど、案外自分のボディイメージが実際と違いすぎるから起きているのかもしれない。

その違いを認識せずに、イメージだけで動いてしまうから不具合が出てしまうのかも。

いろんなところに不調が出てきて、経年劣化と言えなくもないけど、もしかしたら不調の原因は長年積み重ねてきたイメージの齟齬から来ているのもあるように思う。

月に一度身体のメンテナンスをしていただいている。毎回発掘調査のように少しずつ少しずつ、私の身体を丁寧に掘り起こして調整してくださる。

これまでも腰痛や膝痛など下半身の不調よりは、首や肩、頭痛など上半身の不調が多く、今は50肩に悩まされている。

今日も背中、肩、首周りを丹念に調整してもらい、縮こまった背中周りを伸ばしたよと言われ、調整後にいつものように身体の感覚を問われて、

・自分がイメージしている以上に実際の肩幅は広いということに最近気づいた事
・きゅっと縮こまる感覚はすごく理解できること
・そういえば子ども時代は人前では泣かない子だったこと
・泣くまいときゅっと身を寄せるように縮こまっていたこと

などなど、スルスル〜っと出てきた言葉に驚いた。

話しながら大人になっても子どもの頃の感覚にこんなにも縛られているんだなあと思う。だからといって、子ども時代を憂えているわけではなく、人はたとえ時間がかかっても解放されるのだなあと思う。

私の50肩は、今まで自分の身体の使い方が作り出したものだと思うし、これを機に身体と肩と腕のつながりを感じていこうと思ったら、なんだか楽しみになってきた。

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