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■vol.147【4月5月は売上青天井を目指すべき!】その理由は〇〇だから】

4月5月は(売上)をどこまであげられるか、できれば青天井狙い。
6月はいかに(経常利益)を残すことができるか、出費を抑えて減価償却率を上げる。

その月ごとに市場の流れは変わります。そのため月ごとの戦略・戦術は変わることになります。その戦略・戦術イメージがないと”毎月同じように売上アップだけを目指す営業”になってしまいます。同じようで違う。

【売上を上げる】=機械に販促、放出、企画を加えて”目一杯集客する”こと
【経常利益を残す】=必要最低限の販促、放出、機械購入を行い”会社に利益を残す”こと

両者は明確に内容が異なります。もう少し具体的には4月5月は「L北斗の拳」「Sハーデス」「e必殺仕置人」を含むスマパチを起点にして目一杯広域集客を行い、イベントを組み、店内は新機種などを推していく、スタッフに新台への誘導オペレーションを行っていただく等、とにかく売上を上げにいくべきです。機械代も前年とは比較にならないくらい使っているはずなので、売上も比較にならないくらい上げにいくべきタイミングです。

対称的に6月は市場が一気に減速します。機械の集客力も基本的は弱くなるため、機械投資パフォーマンスは落ち、機械×販促などの投資対効果は必然的に低くなります。そのため、このような機械の集客パフォーマンスが落ち込む月は、いかに投資に対する減価償却率を上げていくかがポイントとなります。例えば機械選定でも、【減価償却パフォーマンスが高い機械をできるだけ揃えておく(仮に稼働が入らなくても利益が残せる=安価であることを優先するイメージ)】。またイベント公約も、集客力はそこまで高くなく、ターゲットは狭いがしっかり還元できるものを実施する(強イベントだと放出額が大きすぎるため)

4月5月は売上の上がり幅が基本的に非常に高くなります。今、P業界は少し暗いムードになっていますが、一気に前向きな気持ちになるレベル(そしてそれがそのまま続くかのような気持ちになる)で。そして6月で再度突き落とされることになります。6月が落ちるとしても、4月5月のピークを上げておけば下限値は高い位置で下げ止まることになります。

【4月5月にピークを作る目的は6月の下限値をできるだけ高い位置にするため】


―では本日も5日目の速報結果をみていきます!

各機種5日目の数値を比較
発売日/機種/機種タイプ(支持率/稼働率/4P稼働率)
3/5~Pとある科学の超電磁砲美琴ver.1/119(381%:61.9%:16.2%)
3/5~PAルパン三世2000カラットの涙1/129(350%:56.7%:16.2%)
3/5~PA009RE:CYBORG1/99(261%:42.4%:16.2%)
3/5~PA麻雀物語1/77(317%:51.4%:16.2%)
3/5~PA真北斗無双3覚醒闘舞1/129(245%:39.8%:16.2%)
2/5~PA天才バカボン1/129(350%:62%:17.7%)
2/5~PA戦国乙女レジェンドバトル1/99(312%:55.3%:17.7%)
2/5~PA宇宙戦艦ヤマト2202 ONLY ONE1/89(254%:45%:17.7%)
1/9~PAハイスクールD×D真紅1/99(288%:51.6%:17.9%)
1/9~PA緋弾のアリア~緋弾覚醒編~1/99(325%:58.1%:17.9%)
(※すべて独自調べ)


―S新台「SオーバーロードⅡ」の5日目数値から

各機種5日目の数値を比較
発売日/機種/機種タイプ(支持率/稼働率/4P稼働率)
3/20~SオーバーロードⅡ(345%:77.2%:22.4%)
3/6~S機動戦士ガンダムユニコーン sF(299%:68.8%:23%)
3/6~S戦国コレクション5(252%:58%:23%)
2/20~S盾の勇者の成り上がり(268%:65.8%:24.5%)
2/6~S戦国無双(262%:62.8%:23.9%)
2/6~S緋弾のアリアⅡ(255%:61.2%:23.9%)
1/30~Sモンハン(349%:80.1%:22.9%)
1/10~Sモモキュンソード(293%:69%:23.5%)
12/5~LHey!鏡(351%:78.1%:22.2%)
11/7~Sとある科学の超電磁砲(292%:72.5%:24.7%)
10/3~SバイオハザードRE2(321%:73.5%:22.9%)
9/5~Sペルソナ5(290%:68.2%:23.5%)
(※すべて独自調べ)

4月5月は販促費をかけてしっかり稼ぐ。そして6月はその残り香を利用しつつ、経常利益を残すための取り組みを準備する、機械も含めて。

これをやり切らないと、本当に、後半戦はただただお客様をだまし続けて利益を取る以外の営業目的を持つことができなくなります。予算を引っ張ってくる側は想像以上にしんどい。どこもそう。これが少しでも理解できればやるべきことは明確になります!

未来を見据えて今をしっかり営業していきましょう!

P業界の准教授@Pラボラトリー
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