■vol.33【営業提案】で、新台どうする？

さて、スマスロの感覚が何となくつかめてきたところではないでしょうか？というのも束の間、次は今の状況を踏まえた上で”新機種選定”が待っています。
・スペックはどーなの？
・スマパチの噂があるけど、どう考える？
・スマスロ新台は出てくるのか？
・そもそもこの機種っているのかな？
・え、こんなに予算ないんですけど…

などなど営業の悩みは尽きません。

―とりあえず2月新機種ラインナップを考える①

P大海物語5 30,000
P北斗無双4 25,000
Pダンベル何キロ持てる？ 15,000
P地獄少女華 5,000
Pガッチャマン 12,000
P真バジリスク 10,000
P戦国乙女レジェンドバトル 1,020
P宇宙戦艦ヤマトオンリーワン 5,000
P天才バカボン 3,500
Pだるまっしゅ 1,500
Sモンスターハンターアイスボーン（6.5号機） 12,000
S盾の勇者の成り上がり（6.5号機） 7,000
S戦国無双（6.5号機） 5,000
S緋弾のアリア（6.5号機） 5,000
Sカバネリ（2月再販） 2,000

が今の情報から判明しているPS新機種ラインナップです。ざっくりですが、ここから消去法で一旦”不要な機種”を省いていきます。感覚でいきます！

【不要な機種（消去法のための）の優先順位】
・市場（お客様）のニーズがない
・次機種の機歴になるなど、導入以外のメリットが少ない

前述のラインナップから上記【不要な機種】を消去すると

―とりあえず2月新機種ラインナップを考える②

P大海物語5 30,000
P北斗無双4 25,000
Pダンベル何キロ持てる？ 15,000
Pガッチャマン 12,000
P真バジリスク 10,000
Sモンスターハンターアイスボーン（6.5号機） 12,000
S盾の勇者の成り上がり（6.5号機） 7,000
Sカバネリ（2月再販） 2,000

（※市場（お客様）のニーズがない機種）
・「ミドル」「ライトミドル」「甘デジ」は市場ニーズの減少幅が著しい（※note.32参照）

続いて、今度は”機歴で購入必須”な機種を省きます。これもとりあえず感覚でいきます！

【機歴で購入必須な機種の優先順位】
Pダンベル何キロ持てる？→→【Lヴァルヴレイヴ再販など】
Pガッチャマン→→【Pゴジエヴァ＆Pヱヴァ再販用】
P真バジリスク→→【この後のメインタイトルすべて】
Sモンスターハンターアイスボーン→→【すでに完売済】
S盾の勇者の成り上がり→【Sカバネリ再販、L北斗の拳？】

なのでこれらは”必要最低限、言われるがまま購入する必要がある機種”です。これらを省くと残りは

―とりあえず2月新機種ラインナップを考える③

P大海物語5 30,000
P北斗無双4 25,000
Sカバネリ（2月再販） 2,000

…結局選択肢は上記3つですが、現在の「Sカバネリ」の実績を見る限り、買わない選択肢はないので、これもしっかり購入しておきたい機種ですよね…となると残りは2機種
「P大海物語5」「P北斗無双4」となります。

冒頭の自問に自答します。
Q：スマパチの噂があるけど、どう考える？
A：基本的にGW前後に何かしらのスマパチが出てくるので、強く影響を受けることになる若年層向け機種、高射幸性機種は直前に購入するべきではない。

Q：スマスロ新台は出てくるのか？
A：いえ、保通協試験にことごとく落ちています。早くても4月に？

Q：そもそもこの機種っているのかな？
Q：え、こんなに予算ないんですけど…
A：機歴でない機種、前述したニーズが下がっている機種は買わないようにしましょう。そもそもヒット機種が生まれる割合は2％程度の確率です（※note.6参照）

これらの質問に答えていくと必然的に”スマパチの登場で影響を受ける可能性が極めて高い「P北斗無双4」は必要最低限で良い、という結論になってしまいます…

最後に
Q：スペックはどーなの？
A：P大海物語5は現行機最強のスペックと思います！さらに前回投稿（※note32）内容より、緊急ではないが重要である”変化しないシェア、ニーズ”を担う代表機種です。仮に前述の予想がすべて外れて、○○機を買っておけばよかった…となった場合でもこの「P大海物語5」は最低限購入しておけば、最悪の事態は免れます。なぜなら、このままスロットのニーズが高くなろうが、来年はパチンコのニーズが回復しようが、スマパチで新たなニーズが創出されようが「海というカテゴリは不動」だからです。加えて、販売台数から、中古価格も高い位置で推移する（悪くても定価以上となる）見込みであるため、導入リスクは極めて低いと考えられます。

Q：粗利が取れない？
A：では逆に前述のその他の機械は海よりも貢献期間が長くて、粗利を取り続けてくれる保証はあるのでしょうか？稼働貢献期間、生涯粗利は？短命に終わる確率の方が高いのではないか。

と、多少強引なロジックですが、消去法で考えた場合はこのように考えられるのではないでしょうか？

先に良さそうな機種を考え始めると判断が難しくなります。まず不要な機種の優先順位を決めて、そして必要な機種の優先順位を決めて消去していきましょう。そして最後に残った機種を吟味すれば良いと思います。そして多くの場合、どれだけ多くても3機種から選ぶことになります。

P業界の准教授＠Pラボラトリー
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