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■vol.14【営業提案】このマイナス風潮を戦略の幅が広がったと、プラスに捉えてみる

―今週の新台で市場はどのように変化したのか?

今週の新台は主なところで
・Pワンパンマン 1.5万台
・P七つの大罪 1.2万台
・Pモンキーターン超抜 1万台
・PGOGOマリン 0.5万台
・他P機種合計 3.3万台

・Sとある科学の超電磁砲 0.8万台
・S花火絶景 2万台
・S鉄拳アルティメットデビル 0.5万台
・Sハッピージャグラー 2.3万台(分納中)

が解禁されています。
でこの大量の新台登場により10月の機種たちはどうなったかというと
(P緋弾のアリア:▲60%)
(Pウルトラマンティガ:▲50%)
(P真・牙狼2:▲50%)
(P消されたルパン:▲60%)
(Pうしおととら:▲30%)

(S魔法少女育成計画:▲20%)
(SバイオハザードRE2:▲40%)
(Sハードボイルド:▲30%)

と前週対比で支持率が大きくダウンしています。
またPS主力機は

(P Reゼロ鬼がかり:▲35%)
(Pヱヴァ15:▲30%)
(PガンダムUC:▲20%)

(S新鬼武者:▲35%)
(Sアクエリオン:▲20%)
(S犬夜叉:▲20%)
(Sカバネリ:▲30%)

と、このようにPS主力機も前週対比で大きく支持率を落としています。「PガンダムUC」は直近で貢献終了となりそうです。

ーこの状況を踏まえてもう少し未来を考えてみる

”現在は”このような状況です。このあと「Pゴジエヴァ4万台」続いて「P牙狼4万台」が控えています。現状を受けて”未来は”どのようになると予測できるでしょうか?

・いや、年末からこの状況は変わっていく?
・このままの状況が続いていく?

どう予測して、どのように対策することがベストでしょうか?もし、営業結果がうまくいっていないのであれば、何かを変えていかなければいけません。状況が変わっていくことを祈ってただ待つことを選択するのか、それとも変化に対応していくのか。

わたしは変化に対応していくことを選択しようと思います。このまま同じような基準で機械を買い、営業を続けていたら、未来で待ち受ける結果が良くなるようには思えないからです。

―では今週の新台で大きく変化しなかった機種や部門は?

(P海物語E)
(P沖海5)

(Sマイジャグラー5)
(Sファンキージャグラー2)
(SアイムジャグラーEXTP)

(Sこのすば)
(S番長ZERO)
(Sバジリスク絆2)

「海部門」「ジャグラー」に関しては前回の投稿で”長期トレンド”であり、環境の変化に関わらず、これからも常に一定のシェアを持つことになるとお伝えしていました。

それよりもここで注目しておきたいのは”減少が止まらないと思われていた「6~6.4号機」”です。「6~6.4号機」は支持率100%前後の推移(まもなく貢献が終わる)ですが下げ止まり傾向がみられます。

このことから
【今後ハイミドル機導入により、ますますハイミドル機の寿命は短くなる】
【今後スマスロ導入により、最も影響を受けるのは「6.5号機」ではないか】

となっていくことが高い可能性で考えられます。スロット部門でもすでに今のパチンコ部門と同様に供給過多の傾向が出おり、S機に関しても(S実績機の購入>>S新台)の方が長期的な稼働面、利益面でも投資効果が高くなるのではないかとも思います。

控えめに言っても今後はいままでと同じ感覚、判断で新台を買うのは間違っていると言えるでしょう。

―2月リリース濃厚の「P大海5」はどのように考えるべきか?

来年2月に海シリーズの新作「P大海物語5」のリリースが予定されています。今までというか、昨年くらいの判断基準であれば
・コロナによるシニア層の大幅な減少
・ハイミドル機の方が集客、売上ともに優秀
・薄利多売による他部門への負担

などの理由から「海?今は動かないでしょ?別になくてもよいのでは?」だったと思います。しかし前述に示すように状況は確実に変化しています。

・コロナによるシニア層の大幅な減少→一定以上のシェアを維持
・ハイミドル機の方が集客、売上ともに優秀→ハイミドル機の短命化
・薄利多売による他部門への負担→固定島/コーナー育成による機械代の低減

そしてこの先、ハイミドル機の短命化はますます進むことが予測されます。短期的な目線で、2ヶ月程度しか持たない高額な機械を減価償却もままならない稼働で設置し、それを回転させていくことを優先(一見層が増える)するのか。それとも長期的な視点で固定島/コーナーを育成していくことで常連層を獲得するのか。

もちろん正解はわかりませんが、少なくとも今まで通りの判断基準ではなくなることは確かです。

―まとめ

・今後はますますハイミドル機の短命化が進む、スロットも同様の傾向がみられ始めている
・「海」「ジャグラー」「一部の6~6.4号機」は下げ止まり傾向がみられる
・短期的な視点で営業を考えるか、長期的な視点を加え、変化していくか

2月予定の「P大海物語5」の購入判断は、つまり今後の方向性の判断となります。今までと異なることをマイナスと捉えるか、それとも店舗ごとの選択肢が増えるとプラスに捉えるか。

P業界の准教授@Pラボラトリー
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