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■vol.22【営業提案】7月→11月現在のシェア推移から、年末年始の市場を予測してみる

―前月対比でみる2022年7月~11月現在までのシェア推移

(※100%が続く=シェア上昇中とする)
(※100%未満が続く=シェア減少中とする)

【①シェア上昇グループ】
2022年 7月 8月 9月 10月 11月
S全体 105.1% 103.2% 100.9% 100.6% 101.5%
20S 106.3% 103.8% 101.2% 100.2% 101.2%
5S 100.4% 101.2% 98.4% 102.8% 100.8%
ARTAT 111.5% 107.2% 101.8% 101.6% 100.7%
ジャグラー 95.1% 101.8% 102.1% 102.6% 105.7%
ハイミドル 98.1% 104.5% 93.4% 108.8% 101.5%
1P 96.0% 99.7% 101.2% 101.5% 100.5%

【②シェア減少グループ】
2022年 7月 8月 9月 10月 11月
P全体 98.6% 99.1% 99.7% 99.8% 99.6%
4P 101.6% 98.7% 98.4% 98.0% 98.2%
ミドル 117.2% 64.8% 78.2% 81.0% 92.6%
ライト 94.1% 99.6% 140.0% 77.3% 96.5%
甘デジ 94.4% 97.0% 102.7% 96.5% 91.6%
A 124.7% 87.5% 125.0% 81.9% 89.5%

【③シェア維持グループ】
2022年 7月 8月 9月 10月 11月
ミドル海 106.9% 99.7% 94.4% 100.0% 99.0%
ライト海 95.4% 91.4% 96.4% 101.8% 98.8%
甘海 92.6% 112.8% 119.2% 92.4% 96.8%
30φAT 101.4% 95.3% 97.1% 102.5% 96.1%
30φA 94.7% 102.5% 98.2% 103.1% 101.8%
RT 90.6% 97.9% 100.0% 97.9% 97.8%

2022年7月~11月現在までのシェアは上記のようにグループ①~③に分けることができます。続いて、同期間における主な出来事を大枠で見ていきます。

―2022年7月~11月現在までの大きな出来事は

【パチンコ部門】=「ハイミドル機」の大量供給が続いている
【スロット部門】=「6.5号機」の供給が続いている

それぞれの月の販売台数は
2022年 7月 8月 9月 10月 11月
ハイミドル 28500 57000 13600 67000 49000
ARTAT 46000 40000 40000 43000 67000

以上より、
(ハイミドル機は供給が50000台を超えるとシェアが上がっている)
(ハイミドル機の供給が少なかった9月はシェアが落ちている)
(ARTAT機は供給が40000台を超えるとシェアが上がっている)

ということが仮説として考えられます。

これらの仮説を元に、続いて「スマスロ機」の導入が始まる2022年12月~2023年2月までの大きな出来事とそれぞれの月の販売台数を見ていきたいと思います。

―2022年12月~2023年2月現在までの大きな出来事は

【パチンコ部門】=「ハイミドル機」の大量供給が続くことになる
【スロット部門】=「スマスロ機&6.5号機」の供給が続くことになる

それぞれの月で現在決まっている販売台数
2022年 12月 1月 2月
ハイミドル 100000 80000 87000(暫定)
ARTAT 73000 30000 22000(暫定)

これらは今年7月~11月現在の状況と比較してどのように考えるべきでしょうか?「ハイミドル機」の供給台数は確実に増えます。「ARTAT機」は2月が下がりますが、12月は7万台を超える販売台数であり、2月も暫定販売台数は2.2万台ですが、おそらくさらにタイトルが出てくるため、販売台数は4万台を超えるものと思われます。

―2022年12月~2023年2月までに想定される大きな出来事と機械販売台数から

結論、仮説としては12月~2月の市場の動きは【2022年7月~11月とPS市場の動きと同じように動く】と考えています。

つまり「出来事」「販売台数」がほぼ同じであれば、前述した(①②③のシェアグループ)のそれぞれの動きは12月~2月もほぼ同じように推移する事になると仮説を立てています。

―投資対効果を考えた戦略と戦術を実行していく

今回のケースでは
【グループ①=投資対効果が高い部門/タイプ】
「ARTAT」「ジャグラー」「ハイミドル」「1P」は機械、販促、労働力など投資して集客し、売上をあげるべき

【グループ②=将来性、長期トレンドを見込んでの投資対象部門/タイプ】
「ミドル海」「ライト海」「甘海」「30φ」は将来性を見込んで投資を検討していくべき

【グループ③=投資対効果が低い部門/タイプ】
「ミドル」「ライトミドル」「甘デジ」「Aタイプ」は非効率、非生産部門を圧縮してできるだけ無駄をなくし、損を切っていく

全部を上昇させることは困難です。市場(お客様)のニーズに合わせて“現在の投資”“損切り”そして“未来への投資”すべき部門/タイプを選択していきたいと思います。

市場のニーズ(お客様のニーズ)は短期的にも、長期的にも変化していきます。しかし、そのすべてのニーズを満たすことは不可能ではないでしょうか?

P業界の准教授@Pラボラトリー
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