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■vol.52【営業提案】Pゴジヱヴァでみておきたいこと

話題の「Pゴジエヴァ:5万台弱」が全国導入開始となりました!おおよその数字が出てきたので初日数値を考察していきます。「Pゴジエヴァ」はどの程度動きそうなのか?そしてそれよりも大切なのは、この判断から今後をどのように考えていくか、このままいくのかいかないのか?何かを変えるべきなのか変えないのか、一緒に考えていけたらと思います!


―「Pゴジエヴァ」初日の客数支持率を比較

導入日 機種名 支持率
12月19日 Pゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒L 260.0%
12月19日 Pタイガー&バニー SFQA 197.8%
12月19日 Pゴッドイーター荒神Ver RAY3 193.3%

こちらは直近のP新台
導入日 機種名 支持率
12月5日 PアズールレーンTHE ANIMATION 284.7%
12月5日 P聖闘士星矢 超流星 女神ゴールドvre.1500 255.0%
12月5日 P聖闘士星矢 超流星 星矢ゴールドvre.92% 248.2%
12月5日 P銀河鉄道999 Next Journey 219.1%
11月7日 Pワンパンマン L3-MX 227.4%
11月7日 Pモンキーターン超抜 ZDa 192.2%
11月7日 P七つの大罪2 GFPA 225.6%
10月3日 Pぱちんこウルトラマンティガ K17 219.8%
10月3日 P真・牙狼2-RP 195.8%
10月3日 Pうしおととら2 FM-JH 172.2%

ちなみに「Pリゼロ鬼がかり」と「Pヱヴァ15」は
導入日 機種名 支持率
1月10日 P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. 232.9%
12月19日 P新世紀エヴァンゲリオン未来への咆哮 266.6%

となっており、どうでしょう、この数値だけ見ると「ん?ヱヴァ15と同じくらいだから高いのでは…?」「でもアズレンより低いし、星矢とかと同じくらいだけど…?」といったところではないでしょうか?

個人的には後者の感想をもっており「イマイチ」だと判断しています。というのも、「Pヱヴァ15」や「Pリゼロ」が登場したときはパチンコトサイクル真っ只中だったので市場の遊技人口が多くいたため、相対的に新台一機種あたりの支持率は低くなる傾向がありましたが、今は皆様も感じられている通り、”パチンコの遊技人口は減少傾向”となっているため、このように新台に客数が集中することで、新台以外の客数がいなくなることで結果として「Pゴジエヴァ」の支持率が高くなる結果となっています。今回の場合「Pゴジエヴァ」は5万台弱が販売されており、準新台や「Pヱヴァ15」「Pリゼロ」など他機種へ与える影響は非常に強いものになることが想定されます(これはスマスロの供給が一旦ストップするスロット部門にも影響があると思われます)。

とは言え、この程度の数値はメイン機種の座を奪うことは困難なので、シェアを少しとって終わり結局「Pヱヴァ15」と「Pリゼロ」がPメイン機を守り続けることになりそうです。


―「Pゴジエヴァ」の初日数値から考えておきたい事

わたしが事前に「Pゴジエヴァ」の結果に対して考えていたことは
「Pゴジエヴァは果たして早期の減価償却が可能なレベルの機種か?」
「Pゴジエヴァは現Pメイン2機種のシェアを奪うことができるのか?」
でした。そして初日数値からの判断は
【前者→2ヶ月未満で減価償却可能】
【後者→極めて困難】

というものです。減価償却が可能であると考える理由は、玉単価の高い機種であることと年末年始営業は売上が見込めるためです。そしてここさえクリアできる見通しが立てばとりあえず最低限の役割は果たしてくれたと考えます。この台数規模で減価償却が見込めないのは本当に困ります。結果的にお客様一人当たりの負担が増えることになるためです。

そして後者の「Pヱヴァ、Pリゼロの代わりにはならない」こともこの初日数値である程度判断できます(この2機種を上回るには誰がみてもわかるレベルで極めて高い数値を出す必要があるため)


―そしてどうする?

ここからが今日の本題です。ではこれらの仮説を踏まえてこれからどうする?どう考えるかです。これは意外と簡単で、まずは前提条件として
(Pゴジエヴァは市場環境を変える力はない)
(つまりスロット市場は変わらずアップトレンドのまま)
(ということはパチンコ市場のダウントレンドがつづく)
(Pヱヴァ15とPリゼロの2強は変わらない)
(当然LHey!鏡とSカバネリの2強も変わらない)

ことが仮説として考えられます。市場が大きく変わらないので今の営業の延長戦上が基本路線となります。別の視点だと
(射幸性を求める層=PヱヴァPリゼロL鏡Sカバネリ=今までどおり)
(非射幸性に属する層=海、1パチ、甘デジ、シニア層=今までどおり)

です。なので今まで通り、繁忙期は(射幸性を求める層)を獲得するため投資と販促活動を行い、並行して(非射幸性に属する層)へのアプローチを続けていくこと。これを実直に実行するために今回のPS新台で稼いだ分を投資していきましょう!

結局温度感がブチ上がったのは”P業界人だけ”といういつものパターンでした…

P業界の准教授@Pラボラトリー
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