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■vol.8【営業提案】市場予測と優先順位

【短期サイクルよりも長期トレンドを考えるべき】

現在支持率100%を超える機種は(2022年7月以降のPS新台を除く)

P=ガンダム、ヱヴァ15、Reゼロ、海物語E、沖海5、大海ブラック、甘大海4、トキオ
S=番長ZERO、ジャグラーシリーズ、ハナハナホウオウ30φ(※愛姫除く) 

と、そこまで多いものではありません。これを
(短期サイクル機種:周期的に旬が入れ替わる、需要が高い期間が短い)
(長期トレンド機種:恒久的に需要が続く)
に分けると

○短期サイクル機種=Pガンダム、S番長ZERO
○長期トレンド機種=P海物語E、P沖海5、P大海ブラック、P甘大海4、Pトキオ、ジャグラーシリーズ、ハナハナホウオウ30φ
○様子見=ヱヴァ15、Reゼロ
 
となります。「Pガンダム」「S番長ZERO」は以降複数の新機種により、市場トレンド、市場のニーズが小さくなっていくことになります。しかしながら長期トレンド機種の「P海物語E、P沖海5、P大海ブラック、P甘大海4、Pニュートキオ、ジャグラーシリーズ」は流行に左右されず常に市場の中で一定のニーズを持っています。
 
今後もスマスロ、スマパチなどの登場により、短期サイクル機種は周期的に入れ替わっていきます。ここは当然瞬間的な市場ニーズが高まるため、ニーズに沿った営業を行いたいですが、長期トレンド機種のお客様を優先しつつ、短期サイクルの波に乗っていきたいと考えています。
 
現在は様子見機種に入る「Pヱヴァ」「Pリゼロ」、またおそらく今後ここに加わってくるであろう「Sカバネリ」「S新鬼武者」はスマスロやPゴジエヴァ導入後の動向に注視しつつ、運用方法を検討していきたいと思います。

スマスロ解禁後はジャグラーシェアを最優先事項とするべき

ちなみに、スマスロ解禁後に私の考えるスロット戦略は
【ジャグラーの遊技客数を伸ばすことを最優先課題とする】
です。私はスマスロ導入後の市場を以下のように仮定しています。

・スマスロ導入後、スロット市場の遊技層客数が”短期的に増える(長期的かは不明)”
・ATARTの遊技人口が最も増えるため、当然比例して2次遊技機種であるジャグラーの遊技人口も増える
・ジャグラーは環境に左右されない長期トレンド機種であり続ける
・ジャグラーは海の遊技層と違い若年層からシニア層まで幅広い層が長期的に存在する

ここまでは主にジャグラーに対する仮説です。続いてはスマスロに関して

・スマスロ導入後、スロット市場の遊技層客数が”短期的に増える(長期的かは不明)”
・スマパチが市場投入されれば、射幸性が勝るスマパチに一定数の客数が流れる
・良機が多台数かつ定期的にリリースされるかは不透明

など、特に射幸性が上がるスマパチを直後に控えているため、今は盛り上がりを見せているスロット市場も長期的なトレンドとはならない(これはこれまでの歴史をみても周期的に繰り返しており、直近ではその周期が短くなっている)と仮説を立てています。

ここまでをまとめると、私は
【ジャグラーを長期トレンド】
【スマスロを短期サイクル】

と考えています。

如何にジャグラーを優遇するかを徹底的に考えれば、結果がでる!

そのため
・スマスロの放出や訴求・販促方法よりも「Sハッピージャグラー」がリリースされた今は、如何に同機を起点にジャグラー部門のお客様を増やすかを考えます。
・Pゴジエヴァに期待するよりも、如何に同機の台数を必要最低限に抑え、同機で売上資源を作り、ジャグラー部門のお客様を増やすかを考えます。
・スマスロやPゴジエヴァが自店に何台入り、他店との台数差を気にするよりも、如何にジャグラー部門のお客様を増やすかを考えます。
・スマスロや6.5号機に如何に設定を入れていくかよりも、如何にジャグラー部門に設定を入れ、勝率を上げていけるかを考えます。
・いつ大きくスマスロイベントで集客するかよりも、小さく複数回に分けてジャグラーの集客を行うためのタイミングやその方法を考えます。

最後に補足として

最後に補足として、パチンコ部門の長期トレンドである海部門について
・ATARTはイベントを行い、高設定を入れ、放出を行うことで稼働を維持するが、なぜ海部門は放置されているのか?
・ATARTよりも、新台よりも放出により稼働が上がることが証明されているのは海部門ではないか?
・ATARTの集客を考案する労力と同じ労力をなぜ海部門にもかけないのか?

過去からの結果の積み重ねが現在であるとするなら、自店における海部門の現在の姿は自店の過去からの積み重ねではないか。過去からの積み重ねが現在であるとするなら、今からの積み重ねが未来の結果になるのではないでしょうか。

P業界の准教授@Pラボラトリー
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