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044.買い物の失敗のキズが癒えるまで
買い物の失敗は、数知れず。
カメラなんて、今まで2台買って、2台とも使いこなせずフリマアプリで売った。
買うときは一生もの!とかこれで人生が楽しくなる!って思うのに、手元に来ると、使いこなせない。
わたしにはなじまないのだ。
無理して少し使ってみる。使っている自分にうっとりする。
でも、だんだんその無理がつらくなる。
必要なかったと、認めるのは悔しい。
認めないのは苦しい。
その間で揺れている間、全然楽しくないし、自分を否定している。
もうイヤになる。
ということをカメラだけでも、2回経験している。
なんで学習しないんだって思う。
…カメラに関しては、iPhoneで十分だと分かったので、もう買わない。大丈夫。
しかし、またやっちまった。
何かは内緒だけど、未開封でも返品は出来そうにないので、またもやフリマアプリ行きだ。
今回の経験で、よーく分かった。
買い物は自分の気持ちが本当にOKしたときじゃないとしてはいけない。
100円でも100万円でも。
チロルチョコレートでもGODIVAでも。
失敗した買い物は、何か妥協してるし、流れに乗っていない。不自然。
自分で決めてなかったり、外の意見を自分より優先している。
そして、失敗した買い物に対して悲しいのは、またわたしがわたしを大切にしなかったということ。
そんなこんなで、悲しんだり、悔やんだり、やさぐれたり、腹を立てたりしたあとで少し落ち着いて、勇気を出して、家族に話したら、
「わたしもそんなこと、あるよー。みんな、あるわよ」
と優しかった。
ひとりでどーんと落ち込んでいたけど、こうして話してみると、軽くなった。
わたしはまた完璧主義になっていたみたい。
そういえば、失敗したときって、人の優しさを救われる。
失敗からは生まれたものは尊い。感謝しかない。
失敗した時には、この学びまで体験するのがいいね。
家に帰るまでが遠足的な感じで(ん?)
でも、でも!なるべくなら、わたしがこころから求めるモノを買おう。
もし、違っていてもくよくよせず、前に進もう。
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