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幸せに楽に過ごすために

今のわたしに大切なことは、自分軸でいくことと他者信頼だなあ、と思った今週。

まず、他者信頼について。
仕事に対して、やさぐれるときが最近では増えた。
同僚の会社への愚痴を聞いてこちらもその影響を受けて怒りが出てきて、その後自分と関係がないことに怒っている自分にうんざりしたり、わたし自身が同僚にイライラしたり。
先日、時々イライラする同僚の仕事を見学する機会があった。見ないで帰ろうと思ったが、彼女はいい仕事をしていて、最後まで見学させてもらった。見終わって、わたしはとてもいい気分になった。彼女は信頼できる、と思ったのだった。まさかこんな気持ちになるとは思ってもいなかった。

同じ日に、上司との面談があった。賞与前の形式的なもの。形式的な勤務評定を眺めながら。
わたしの場合、職種も違うので、お互いの近況を話すような場になる。
ここ1年は更年期の話が多い。今回も「8時間労働はきついよね〜」とか「バリバリいろんなことをやっている年上の人を見ると、みじめになる」みたいな話で、意気投合した。
今までは、上司なんだからもっとやる気が出るようにはっぱをかけてよ!と思っていた。
けれど、今回気づいたのは、上司と面談するとなんか元気になるということ。
同職種の同僚たちはいろいろ言っているけど(無茶苦茶な勤務を組む、とか自己犠牲で成り立っている)、わたしには、この上司は人の気持ちをほぐす何かがあると感じる。毎回なんにも得るものはない面談だと思っていたけど、実は、わたしが欲しい元気やリラックスをもらっていたんだ。

この日は2人から良いものを受け取って、わたしは仕事に対して、もっと他者を信頼してもいいんじゃないか、と思った。そしたら、もっと幸せに楽に仕事ができるんじゃないかな。信じられるのは自分だけだと思っていた。もちろんその気持ちも大切。プラス他者信頼で働こうと決めた。

そして、自分軸について。
仕事では割と自分軸全開である。でも、家族との関係では全然それができない。
家では、妹の顔色を見て過ごしていることが多い。
妹は、細かく家族を仕切る。理由を聞くと納得できるものもあるし、妹独自の基準に合わせようとすることもある。細かいし、守れなかった時の「なんで?」「なんでできないの?」という追求がしつこい。
しまいには、妹に叱られないという基準で、プライベートな時間を過ごしてしまう。
妹基準で過ごしていると、家ではリラックスできなくなる。わたしの行動も妹のご機嫌取りがメインになってくる。そうなってくると、ヤバい。もやもやしたものがわたしの中に溜まっていって、疲れて妹と口を聞かなくなってしまう。
妹にしたら「はて?」という感じなのだ。彼女からすると、全く意味が分からないらしい。
わたしとしては「気づけ、馬鹿野郎!」なのだが、察することは元々できない人であるから(家族のために良かれと思ってやっている、だからわたしはえらい、というのが彼女の見解)求めるわたしの方が馬鹿野郎なのだ。

これは、妹が悪いのではない。わたしに自分軸がないことが原因なのだ。
自分軸がなくなることは、子供の頃から。小5でいじめにあったときも、相手のご機嫌取りばかりしていて、自分の意見がコロコロ変わることが原因だったと思う。妹に対しても同じことをしている、と気がついた。
自分軸をなくしてしまうクセがある。それがこの場を平穏にするための唯一と言っていいくらいのわたしの手段だったんだ。仕方がなかったけど、もういい加減やめにしよう。
これから、すこーしずつ変えていこう。相手にバレないように。
これは、遊びだ、うふふ。
そう思った時、久しぶりに深い呼吸ができた。わたしは家でリラックスしたいだけなのだ。






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