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佇まいは生き方の全て

昨日は駅前での仕事でした。旅行者なのか、人通りが多くて活気がありました。

仕事場までは少し歩きます。その道中、素敵な佇まいの人を1人見ました。
キャリーバックを転がして、3人づれだったので、旅行かなあ。
その人のパンツのシルエットがとても素敵でした。ゆるすぎないゆとりがあるデニムでした。トップスは深い緑の腰の丈のダウンコート。胸元には白っぽい色のストールをたっぷりと巻いていたように思います。靴を見逃したことが残念。

その人は歩幅が大きく早足だったけど、上半身は力が抜けていました。

その歩く姿にもうっとりしました。

わたしが、ハッとする人は身のこなしがいい人です。そして、そういう人は自分の好きなものを身につけているように思います。身のこなしが身につけているものを引き立てて、その人をより美しく見せてくれています。
もう、ダブルで惚れ惚れします。

よくファッション雑誌に「抜け感のある〜」と書いてあるのは、これなのでは?と思いました。
おしゃれの抜け感には、身のこなしが重要な要素なんじゃないかな。
身体に芯のないまま、抜け感を狙っても、ただのだらしない人になりそうですよね。
身のこなしがととのうと、こころが整ってきます。逆もありそうだ。
生き方にも通じるものがありそう。

見た目だけを整えることは難しいんだ、と思う。そして、身のこなしだけを整えていてもおしゃれになれるか、といえば、そうでもなく。
身のこなしに、こころに、生き方に、わたしという1本の芯が通れば、その人らしい美しさがにじみ出てくるんだろうな。

…とか考えるくらい、その素敵な人を見続けていました。
ちょっと怪しい人だな。

では、また


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