サークルのともに会った
拝啓みなさま、お疲れさまです。
木端です。今さらですが、きはしと読みます。
昨日の記事で心配をかけてしまった方、申し訳ありませんでした。わたしは元気です。
昨日の記事、読みますか?
ひどい内容だけど、昨日は昨日で真剣だった。
わたしは元気。
元気だけど、普通ではなかったなと思いながら
この記事を書き始めています。
今日単行本が発売されて、地元のサークルの人たちにも会いました。
いつもひとりきりで部屋にこもり、絵を描いてるかネットを見ているわたしです。そんななか今日は特別な日で、ドキドキしました。
緊張で胸が張り裂けそうな瞬間もありましたが、なんだろう。穏やかな日でした。
ゆっくり人の話を聞き、自分のことも話しました。
なんで笑ったかも思い出せないような、
くだらないことで笑いました。
サークルは、ただ近くに住んでいるというだけの
立場も年齢もなにもかも、違う人たちの集まりです。
でも、わたしにとって居心地がいい。
嘘をつかなくていい場所です。
昨日の記事に書いたような、ひどい精神状態だったのでつい。
このゆるやかな空間のなかで、ひとり泣きそうになっていました。
気づかれなかったので、おちゃらけてごまかしました。
ここがあってよかったな、と思いながら。
このサークルは、最初からこうだったわけではないのです。
お互いの意志疎通が難しいときも、ありました。
わたしも他のメンバーの言動にイラついたことがあったし、ほんの最近まで実はギスギスすることもありました。
この通り、いやなことをいやだと伝えるような人間だったのでそりゃもう、周りから見たら目も当てられない状態だったかもしれません。
でも、お互い離れなかったのはこの場所をそれぞれ大切に思ってたからだった。
よかったり悪かったりを繰り返しながら、だんだん、まあいっかと思えるようになったのでした。
だから、わたしはまだいやだと思ってることがあるし相手のなかにもたぶんある。
時々その話をするけど大事にいたらないのは、なんかそういう嫌も日常のなかに溶け込んだからだと思いました。
何が言いたかったか、忘れてしまった。
そう。
わたしはやっぱ嘘をつかれるのは、あんまり好きじゃなくて。でもそれこそ昨日書いたみたいに、鈍感になって。あたたかい言葉だけを拾っていったら、別にこの全部を嫌いと思ってたわけじゃないときづいた。
恥ずかしくなった。恥ずかしくなったことを、その理由までふくめて別の人に話すと、その人はどーでもいいように笑ってた。
やっぱずっとスマホを見てるのはよくないな、と思った。ネットの海の、向こうにいるのは人でも、見ているのは文字列で。
140字で全部の気持ちを伝えるのは、できないと思った。わたしも、わたし以外も。
だから、日々の余白でかみしめるというか。反芻する、生身の人間の思いを馳せる時間をとらなきゃ、と思ってわたしはスマホを置きます。
また記事を書きます。木端みの、より!
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