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天寵鬮り夢の跡草原に媾う夕べ

手遅れと気づいたとき目の前に
どうしたらいいかわからなくて
たぶんもうこれ以上はないから
せめて一言お礼を伝えたかった
ちりぬるおもいにぬれるひとみ
遅い鳥は冬の花のように桜立つ
飛べなくなってもはいずるまで
たとえ斃れてもつうじただろう
渺茫をこの手にたぐりよせたら
いびつな恋よまっすぐになあれ
さようなら君を知らなかった僕
おはよう私をわかってくれた君
一緒だねなにもかもとけあって

君に会うまでは

君に逢えたなら