くんくんの指と家族の話

前回のつづき…

くんくんが６本指で産まれた時の家族の話です。

くんくんが産まれた時
【ちゃん】は小学４年
【くん】は幼稚園の年長さんでした。

２人はくんくんの指を見て
どう思ったと思いますか？
驚いたんじゃないかな？と私は少し心配をしていました。

…出産翌日
ちゃんは紙を手に会いにきてくれました。
【ママへ。
ママ。豊臣秀吉も指が６本あったらしいよ？
だからきっとこの子は天下とるよ！】
ちゃんは
私を心配してたようで励ましの手紙をくれました！

くんは
新生児室の窓から一生懸命背伸びして
【くんくん、可愛いなぁ❤︎】と何度も何度も言って帰りました！

２人はくんくんの指もちゃんと愛してくれてました。

学校でも幼稚園でも
時には【え？この赤ちゃん、指が６本あるよ？】と言われることも
何度もあったけどその度に
誇らしそうな顔をして
【かっこいいでしょ？】って言ってくれる姉と兄は
本当にたくましかったです。
…というより
くんくんがたくましくしてくれたんだと思います。

試練というより
家族に強くなるチャンスを
与えてくれたんだなと思った瞬間でした。