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私の健康法(3)霜降り牛肉は食べない

賞味期限が長い食べ物は避けることは以前に書いたが、賞味期限が長いものの代表に加工食品がある。

加工食品といってもさまざまある。あるサイトによると、
 ・水産練り製品(例:ちくわ・かまぼこ)
 ・肉加工品(例:ハム・ソーセージ)
 ・乳加工品(例:ヨーグルト・チーズ)
 ・野菜加工品(例:トマト缶・漬け物)
 ・果実加工品(例:果実缶・ジャム)
 ・油脂食品(例:サラダ油・マーガリン)
 ・嗜好食品(例:コーヒー・茶)
 ・調味料(例:しょうゆ・みそ)
 ・菓子類(例:アメ・チョコレート)
 ・冷凍食品(例:餃子・チャーハン)
 ・レトルト食品(例:カレー・パスタソース)
 ・インスタント食品(例:カップ麺・即席スープ)
と出てきた。この中でも、ちくわやかまぼこ類、しょうゆやみそ類(使っている素材や添加物を含んでいないかにもよるが)などは問題ないだろうが、例えばカップラーメンとか、マーガリンとか、ハムやソーセージなどは大量に好んで食するのは健康によくないだろう。

特に加工肉を好んで食べる人はそうでない人とくらべて短命で、癌などの発症率が高いということは最近の研究でも明らかになっている。

さて、今回のタイトルは加工肉ではないが、最近、普通の肉も危ないということがいろいろ言われるようになってきている。

某焼肉チェーン店で出される牛肉などは安くて食べ放題と言うことが多いが、それらの肉はほぼ加工肉だといってよい。タンパク質分解酵素を含んだ薬を赤身の牛肉にふりかけて柔らかく舌触りの良い肉に変身させる方法が一つ。有名なのは、赤身の牛肉の中に和牛の脂肪を注入し、牛乳で固める方法だ。食品加工技術の進歩と言えば聞こえは良いが、安い原料で肉の付加価値を高め、値を上げて儲けているに過ぎない。

食べ放題の店は総じて安く、主に国産のブランド肉などを使っている食べ放題でない焼肉店は総じて高い。これだけでもなぜ食べ放題が安いのか理由がわかるというものだ。

しかし、こうした食べ放題の肉でなくても、スーパーなどで普通に売られている肉、国産か外国産に限らず霜降り肉は、牛が既に加工されているといっていいだろう。

霜降り牛肉になるには、子牛の段階から脂分がつくように人間が食べるようなカロリーの高い穀物飼料を「食べさせられる」。そして運動もしないまま、ただただ太らせてとにかく脂肪をつけさせるのだ。霜降り肉=人間でいえば肥満体質の人であり運動不足の人である。例えは悪いがお相撲さんのような脂肪たっぷりの肉にさせられるのだ。お相撲さんは運動はしているが短命なのは言うまでもないが、屠殺されなくてもそうした牛は短命だろう。

では食べるならどういう肉がいいのかと言えば、よくいうグラスフェッドビーフだろう。本来、牛が生物として生きるべくして生きる方法で毎日過ごし食べている状態で飼われている牛の肉が健康的であることは間違いないだろう。

肉牛はかわいそうだ。人間に食べられるために生きているのだから。そこにきて命をいただくので牛さんに感謝しなければいけないねなどとか、じゃああなたは肉を食べないで生きていくのとかいうつもりはない。事実はそういうことであり、そうしたことを理解しながら、どういったものを食べるかということが大切なのだ。わかっていて食べるなら、それは自己責任でよい。

よく、さまざまな生活習慣病になったり、癌になってかわいそうとか運が輪悪いとか言う人がいるが、すべての結果はその人の普段からの生活と食が原因である。タバコを吸えば肺がんのリスクが高いのは当然なのに、肺がんにならない人もいるといって吸っている人がいるが、肺がんに罹ったらそれは運が悪かったのではなく自業自得だ。

あらためて原因と結果の法則をここで述べる必要もないが、そういうことなのだ。

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