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ドラマ感想『ドレスデン・ファイル』第1話「夢」|魔法使いはつらいよ

最初にタイトルを見た時は、ドイツの古都ドレスデンを舞台にしているのかと思いました。美々しい陶器もたくさん出てくる? とか。でも、主人公の名前でした。場所はアメリカの大都市シカゴ。私立探偵のハリー・ドレスデンは、魔法界の最高評議会が認める魔法使い。相棒は骸骨に閉じ込められた精霊のボブ。悪い魔物と対決し、猟奇殺人事件を解決するお話です。

探偵物とダークファンタジー好きとしては、放っておけません。まずは、1話目を鑑賞しました。さすが、制作総指揮がニコラス・ケイジさんなだけあって、画面も特殊効果が安っぽくないし、でもグロテスクすぎないので、安心して見てられます(『ハンニバル』の残虐美も、うっとりなんですけどね)。

今回、登場するのは人間の全身の皮を剥ぐスキンウォーカーと、少年につきまとっていたカラスの魔物レイブン。レイブンは、善でも悪でもない存在です。なので、妖怪とか妖精に分類されるのかなぁ?

ジム・ブッチャーの原作があるからか、世界観等、設定が細かいんですよ。同居しているボブだって、どうして頭蓋骨に閉じ込められたか長い因縁話がありそうだし、現在の事件と並行して、ドレスデンの子供時代の物語も回想されるし、評議会もなんやかんや関わってくるし、一話を見ただけでは、消化不良、全体像が見えなくて不可解で不満。

だから、全話見る!

レイブン(カラスの扮装をしたオジサン)達は、静かで好感が持てたので、もっと登場させて欲しいです。そんな感じ。

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