映画みた感想

2/11「ちょっと思い出しただけ」
公開日に観に行きました。クリープハイプの太きゃくとしては見逃せないため。本当に、それのみを目当てに行ったので正直期待していなかった。そもそも松居監督の映画がわたしはあまり好きではなかったのと、予告編の仕上がりがあまり好きではなかったため。
でも、いい意味で期待を裏切られ、とても面白く鑑賞できました。
そして、何より見た映画館が気に入った。これまで下のツタヤには何度か訪れていたけれど、上に映画館あるの知らなかった。ちょうど観やすい大きさで、予告編で見た「ドライブマイカー」を次に見よう、と決めた。

2/16「ドライブマイカー」
翌週また水曜日、お得な日に観にきた。とても面白かった。セックスのあと女が語り出す前世が八目鰻の話が気になってしかたない。家福に欠点がなさすぎて、女ばかりメンタルヤバめに描かれている気がして気になったけど、帰ってUNEXTでも観れたのでもう一度見て、高槻がまあまあヤバめだからそこで補ってるような気がしないでもない。みさきは女でも男でもない感じで描かれていたので、やはりみさきの母にせよ、音にせよ、女の方が圧倒的にメンタルヤバめに描かれているように感じたけれど、実際男性は表面化しにくいというのもリアルっちゃあリアルだな、と思いながら観てました。

2/20「白い牛のバラッド」
とても良かった。サスペンスと思わずに観ていたので、最後びっくりした。死刑制度がもたらす負の連鎖、というメッセージはもう強烈に伝わった。日本の統計によると80%以上の国民が死刑制度を容認している、ということが本当に恥ずかしい。先日、12歳年下の子に死刑制度廃止すべきだと思わない?と聞いたら、税金で犯罪者を生きながらせるのはちょっと、、、と言っていてびっくりした。犯罪者が生きるために税金を使ってほしくない、なんて考えたこともなかった。人はみんな何かの罪を背負って生きていると思う。そしてどんな罪を犯しても生きる権利はある。北欧諸国の死刑廃止している国々が犯罪発生数が少ないことをもっと研究するべき、というようなことを監督がインタビューで語っていたけれど、その件本当に興味深い。この映画に出てくる誰もが悪い人ではなかった。悪いのは制度、社会だった。

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