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株式会社 1Line Official note Vol.048


【家具・インテリア編】ONE COATINGの加工タイミングについて

あらゆる素材・アイテムに、風合いを変えず、機能をプラスする、1Line独自のコーティング「ONE COATING」。その加工タイミングも、これまでのコーティングとは違った特徴を持っています。

今回は、ONE COATINGの加工タイミングについて、説明をさせていただきます。

これまでのコーティングは、
・対象は生地(対象が限定)
・素材の段階で加工(加工タイミングが限定)
・工場で加工(加工場所が限定)

等の制約があり、加工側に合わせなければいけませんでした。

そのため、
・生地以外の素材には機能を付けられない
・製品化された家具には直接加工できない
・素材を工場加工するための手配や時間が別途必要
・工場以外の場所では加工できない
・現場補修ができない
・効果期間が経過した後の再加工ができない

など、利用できる機会も限定的でした。

ONE COATINGは、それらを解消する新たな技術として開発を進め、「いつでも・どこでも」機能をプラスすることができるコーティングを目指してきました。

また、「新品」への加工に留まらず、クレンジングや修復などを行える体制・ネットワーク構築を進め、修復+コーティングの体制を整えることで、「ユース品」にも加工できるようにしました。

加えて、保管、配送などの倉庫物流サービスを組み合わせることで、「モノ」と「技術」を繋ぎ、家具・インテリア製品を綺麗に長持ちさせるための持続可能なサービスを提案できるようになりました。

代表的なシーンを事例にして、ONE COATINGの加工タイミングの特徴を説明します。


●「素材」に機能をプラス
従来のコーティング同様、素材に加工することも可能です。
その場合、
 「素材メーカー」→「1Line田町支店」→「製造工場」
等の流れで、加工を進めていきます。

このような方に、お勧めしています。
・従来の発注の流れに慣れている
・生地に加工する方が合理的な案件
・生地以外の素材に機能を付けたい
・撥水以外の機能も付けたい



●「製品」に機能をプラス
製品に直接加工でき、「いつでも・どこでも」機能をプラスできることが、ONE COATINGの特徴です。そのため、案件ごとに、時間やコストと照らし合わせ、一番合理的なタイミングを選択して、加工することができます。

事例1.「1Line田町支店で」
田町支店は、東京都港区海岸にある、大型物流倉庫内に、加工拠点を設けています。海路、空路、陸路の利便性が高い倉庫物流エリアにあり、且つ、都心近接の立地となっています。

例えば海路の場合、直接コンテナ荷受けができるので、
 「デバンニング」→「保管」→「検品」→「コーティング加工」→「配送」
をワンストップで対応することができます。
このように、倉庫物流を一本化することで、不要な時間やコストを削減しながら、付加価値として製品に機能をプラスすることができます。
また、ファニチャー・ケアの総合サービスを目指す1Lineは、修復や検品代行、簡易組立も行えるため、納品前に合理的なチェック・対応を行うことも可能です。

また、複数メーカーの商品をまとめて現地に納品する必要がある案件などで、
 「メーカー」→「1Line田町支店」→「納品先」
と、都心に近接する田町支店を経由地として活用することで、車両制限がある納品先に対しても、小さく合理的に搬入することができます。

このように、1Lineでは、保管・配送の過程で、コーティング加工や修復、検品などの付加価値を提供する、他にはない独自のサービスを提供しています。

事例2.「保管倉庫で」
御社倉庫など、商品を保管する倉庫で、コーティング加工を行うことができます。この場合、コーティング加工を行わない従来の商品の流れと同じとなります。


例えば、検品実施日と同日に加工を予定いただき、検品が完了した商品から順に加工を進めることで、合理的に作業を進めることができます。

事例3.「納品先で」
大型案件の場合、納品先でコーティング加工を行うケースが多くなっています。開梱し、設置された製品に加工を行っていくため、最も合理的で経済的な方法となります。

これは、ONE COATINGが、風合いを変えず、速乾・短時間で仕上げることができる技術と、大掛かりな機器を使用しない工法であることから、可能になっています。

このように、納品先でコーティング加工が可能なことから、新品時だけでなく、メンテナンスの中でも機能を提案できることから、清掃や修復とは違った、新しいアフターサービスになると考えています。


●まとめ
ONE COATINGは、ただ機能を付けるだけの技術にならないよう、開発を進めてきました。

機能をもっと自由にプラスできれば、モノが綺麗に長持ちし、その再生ももっと容易になります。

加えて、それらを人の手で行うことで、幅広い雇用を生み出していくことができます。

「技術」・・・多彩な機能、エビデンス、オールインワン、あらゆる素材・アイテムに、風合いを変えない、いつでも・どこでも

「持続」・・・機能が剥がれない接着力、クレンジングや修復が行える再加工に向けた体制、現地加工が可能な工法の開発

「倉庫物流」・・・モノと技術を繋ぐための倉庫物流サービスを強化

「社会性」・・・雇用創出、モノの長寿命化、廃棄ロスの低減、リユースの仕組み


ONE COATINGは、ヒトも、モノも、地球も笑顔になる、真にサステナブルなサービスを目指して、今後も開発やサービスの充実に力を入れて参ります。