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話せる人話せない人

 皆さまお喋りはお好きですか。
思った事を言い合える人はいますか。
飾らない会話、悩み相談、他愛もない話し、上司との会話、会議、挨拶
緊張しながら探す次の言葉や、ポロっとでちゃう本音、相手の様子を探りながらもっていく次の話
学生時代には携帯電話という便利で今となっては必需品になってるモノはなかったから、電話なり手紙なり直接伝えないと伝わらなかった。
今はまた違うんだろうけど。
小さい頃の方がストレートに言えてたと思う。
成長していくにつれ、話す相手が「敬語を駆使して話す相手」や「緊張して言葉が上手くでてこない相手」と「本音を言わなくてよい」だけじゃない相手が増えていき、社会では「自分を着飾ってから話す」事が増えていきませんか。
 極々普通やん社会でたら節度を持って礼儀正しく接する、社会の仕組みを理解して大人になっていくんやん?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わかりやすい事例
 何でも話せる人はいるけど、この相談だけはできない!だってトモダチの彼氏を好きになったんだもん!どうしたらいいの? 

 話せる相手はいるんだけど相談できなかった時、全くの他人であるのに自分を着飾らずに偽らずに本音を言える、相談できる、不思議な場に占いと占い師は存在してると思っています(相談者と占者側が友人関係だとしたら信頼関係ありきで)
占いをする側としては一応礼儀や節度をもって話しはするのですが、距離感がなくなれば近づいた感じがして個人的にはより話し易くなります。
⇧ココは占い師によると思われる。どの人にも等しく同じ態度で接してらっしゃる占い師さんが多いと思います。

 ついつい占いをだしちゃいましたが、占い云々じゃなくて話さないと思われがちなこの症病と人について。

場面緘黙症

はご存知でしょうか。
家庭ではごく普通に会話ができるのに、特定の場所では話すことができなくなる疾患の1つだそうです。選択制緘黙ともいうそうです。特定の場所とは幼少期だと幼稚園とか学校、大人になると会社だったり。
幼少期の内に発見されるのが多いそうですが、大人になってからの発見もあるそうです。

以前勤めていた会社の先輩(といっても年齢は20代)が症状に近しいと思って症病の名前を知るきっかけとなりました。
 喋らない。話をふっても2.3の単語が返ってくる。近づいて仲良くなってようやく会話が成り立つ様になりましたが、どうやって営業のお仕事が成立してるのか不思議な人でした。
会話のキャッチボールが出来てるのか?と聞かれると正直言えば半分くらい、か。同じ内容での会話が中々続かない。後になって出てきたのが

 上司と顧客先へ訪問しても一切話さず上司と先様の会話のみ 傍観?
 1人だとなんとか喋っている、らしい

でした。まさかと思ってたら私が先輩の顧客先へ一緒に訪問した際、先様を目の前にして全く話さず沈黙するので焦った私がかわりに話すという異常事態が発生し、ハッとなりこの人をなんとか臆することなく喋らせたいと思うキッカケになりました。(この後焦りはなく反省もなく一緒に来てくれてありがとう、だった)
仲良くなって話せる様になってから気がついたのは

 ◯◯の話はよく喋る。楽しそうに話すのはほぼ〇〇の話。
 他の話をしていて突然流れをぶった斬って◯◯の話を始める。
 仕事の話しはできるけど言葉は少ない
 自分がしてきたライフワーク関連は話せる
 友人はあまりいない?恋バナトークとかって誰としてる?
 1つの話題について会話のラリーは続かない
 おはようございます は言われないと言わないので誤解されがち

会話するのに慣れてもらおうと喋ったトコロで1人の努力では叶うこともなく、結果的には気が付かせられず、上司も問題視していた割には会社がバックアップして向き合うこともないまま。と思う。わからん。
病院へ行ってないので診断もおりてませんし、緘黙症という枠に入れるのはどうかと思う箇所もある。本人の話せる、話せないの分かれ道がグレーすぎて難しい。
私の子供とそう変わらない年齢だから、今からでも自分で気がついて欲しいとは思っています。
調べていく中で、出てきたのが

大人の症状
大人の場合、日常生活に加えて、特に仕事上で場面緘黙による症状が現れやすい症状の例は以下の通りです。
不安になりやすい
緊張しやすい
上司・同僚からの質問に答えることができない
緊張した状況下で書類を提出することができない
業務を指示されたとき、理解できなかったのに、聞き返すことができない
会議や打ち合わせの場で、発言することができない
休憩中の同僚との雑談に入ることができない など

リタリコワークス様より抜粋

 でした。あれ、当てはまるのが少ない。
別のサイトを見てると当てはまらないんじゃ?と思えてしまう。
じゃ何なの?と聴かれたら単に喋るの苦手な人?なのか?都合の悪い部分だけ黙ってるんじゃ?って部分があった。
調べていく中で場面緘黙症の方の漫画を見つけました。さわりしか拝見していませんが、内面ではとても葛藤があるのが伺い知れました。
元先輩も実は内心は葛藤があったり、話すのもドキドキしていたのかもしれません。
いつも「緊張はしない。」と断言していたけど実際はどうだったのか。
実は場面緘黙症かも?と思う以外の事柄において改善を要す点が複数ありましたが、併せる家庭内で注意できるレベルの内容だよね?が幾つもありました。
退職してまで元先輩の面倒を見る程お人好しではなく、上司や会社が今後元先輩へのサポートをするのかわかりませんが、家族の協力なくては改善を本人に気づかせるのは難しいと思います。
(場面緘黙症含む事柄で他の先輩やエライさんに相談済。直接耳に入ってきた要改善事案があったので退職してからも相談報告済)
私ができたのは元先輩の笑顔と笑い声を増やせたくらい。かな。
たまーに言い合える相手はいるのかな、アドバイスをくれる相手はいるのかな、と思ったりします。もっと話せる人になれるよ。私といる時は慣れたから喋ってたし会社は以前よりも笑顔が増えたと解釈してた。努力は必要だけどね。

場面緘黙って聞きなれない病名でした。
放っておいても改善はされません。周りの周知とサポートが大事です。子供のうちの発見が大事だそうで、適切な治療で改善がみられるのだそうです。

もし場面緘黙症をもっていらっしゃる方がこの記事を読んでくださって、
事実じゃないとか私の苦しみはこんなもんじゃないとかあったらすみません。あくまでも私が対峙した人の話です。(若干キレイに書いてます。ボカしてます。)

 私は話すのが好きです。笑って話すのが好きです。今は話し相手は専ら家族ですが。
気兼ねなく話せる気楽さと共感に家族と話すのは楽しいひとときです。(腹立つのは勿論ある!)
しばらく喋ってないと話そうと思った時に適切な言葉がでてきません。
 占いで上手く話せないと相談された時にどう対応できるかな?
この病名と症例を憶えておいてよいんじゃないかと思った。
面と向かってはないかもだけど、友達からやメール相談があるかもしれない。その時役に立ったらよき。役に立たなくても自分の知識が増えたと思えばよき。です。拝読感謝



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