見出し画像

スキナオモイヲミニマトウ

 自分を装うのはスキの塊。
着たい服を着て、イケてる!と思うスタイリング、メイク、気分をアゲていく小道具。全てが思い通りになればその日は自信という見えない衣がまとわりついてキラキラ✨してるし、気に入らない所があればブルーになる。
どこかで気分をアゲる為に好きなドリンク🥤買ったりメイク💄変えたり自分に魔法🪄をかける努力をする。

例えば私は黒が好きなので、服は上から下まで黒-BLACK-だらけ。。
何故黒が好きなのか?
 ・汚れが見えにくい
 ・着ると細めにみえる
 ・とにかく好き
 ・落ち着く
1.2番は怠惰なだけ。最後が1番重要。そう、落ち着く。のだ。外出にほぼ黒い服を着て、帰宅すれば部屋着もほぼ黒。黒シャツに黒のスウェット。黒い服だらけなので畳んであっても一度拡げて見ないとどの服かわからない、なんてしょっちゅう。
食べこぼしやドリンクの染み、ペンの汚れととにかく汚れが目についてしまう、とイヤで落ち着かない。のだ。
黒は服だけじゃなくて、バッグ、靴もほぼ黒。目の前のパソコンも黒。
黒が落ち着く?真っ黒なんて闇じゃん。
パステルカラーって可愛いし気分良いでしょ?も、その人の感性なんで否定しない。
カラフルな服を着てる人を見て、あんな風に着こなせるなんて羨ましいと思う事は多々ある。が、実際自分が柄物服を着てるだけでも鏡で見る全身像と自分の目から見る世界が違うので戸惑う。(着たくナイ訳じゃナイ)

例えで黒が好きと1つあげたけれど、子供には
「(好きなコト)やりたいンやったらいまのうちにやっときやー」
という事が多い。
後になって、やっておけば良かった!が宿題ならまだしも、好きだからやってみたい!気持ちがMAXの時がやる気もでるしテンションもアガる。
こんなメイクがしてみたい!でYouTubeを見ながら研究するのも俄然前のめりになる。何回も練習して技術が身につけばこっちのもの。自信になってカオが変わる。
この服が着てみたい!や、この仕事やってみたい!で、興味がわいてやる気がでて好きになったら万々歳。
欲しかった服、バイト代がなくてお金を溜めてやっと買えた!買ってよかったー、待った甲斐があった!な時もあれば、何で欲しかったんだろあの時・・・もある。見極めは難しいけれど、その時に好きだった気持ちは嘘ではないし、継続できたら本当に好きの証だ。
好きの継続は難しい。ちょっとした気持ちの揺らぎで好きが増えたり、一瞬で嫌いに転じてしまう。
服が被ったトモダチに、同じ服を着ないでよ!と言われたら気分は一瞬で落ちるし好きだった服を見るのが辛い。
彼氏にそのメイク似合わない、なんて言われたら泣いちゃう。
派手でも地味でも服を買えば派手だ地味だと言われ、高くても安くても買うなんて勿体ないといわれた若い頃。
服を買っても親の前では好きな服を萎縮して着る様になってしまった過去。
赤の口紅が好きで、赤を塗っただけで派手なヤツだと指をさされた。
周囲の声が理解できず、派手な見た目と誤解されるのなら、一人の時に好きを楽しもうに変わってしまった。
そして現在
 ・多少の周囲の声には動じないぞに変化
 ・好きの何が悪いのかと開き直り 
  (TPOには気を配る)
 ・好きの気持ちの変化
が大きく変わった。開き直れるのは歳を重ねて知識と経験が身について、自分は自分という衣がしっかり纏わりついた証拠だ。
好きはナマモノだから変わってしまうのは当り前。継続して好きと思える気持ちにシフトできた。
そう思えば好きを継続するのは簡単じゃないんだと振り返れる。
継続できてる好きは沢山ある。
黒。赤い口紅。占い。他にも諸々
好きって想いを身に纏って自分が創られていくんだとおもえばより深みが増す。
歳重ねてわかってくるとより良いよね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?