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1day速読講座(動画版)を受けて10日間の成果をすべて公開!

こんにちは、たとです。読んでくださりありがとうございます。今回この講座を受けてみて、ちょうど10日経過したので、そのレビューをしたいと思います。

結果 

797文字/分(受講前)、1474文字/分(受講直後)、1562文字/分(10日後)※すべて2回測定した平均値

目次

1.講座の内容について
2.私が学んだこと、感じたこと

では、さっそく内容に参ります。

1.講座の内容について

今回私が受講したのは「渡辺式1day速読講座」(https://www.sokudokukenkyukai.com/)の動画講座です。料金は税込み4180円と専用テキスト(込1727円)を各自で用意する必要があります。

私がこの講座を選んだ理由は、なんといっても1日完結であること(受講後、1週間の自主トレが必要であることは後から知りました)。もう一つは1冊10分というような超人的な速読ではなく、標準的な本で1ページあたり10秒~15秒、200ページの本を読むのに1時間程度という現実的な速読を売りにしていたという点です。

動画はセクションで6つに分けられていて、全部で約4時間。一気に見ることをおすすめしますが、結構疲れるので、仕事や勉強以外の日にした方が良いと思います!動画冒頭にまずは自分の読書スピードを計測します。

講座の目標は、「2500~3000文字/分」 これは人が黙読できる限界のスピードだそうです。つまり、私たちがイメージしているような本を高速でぱらぱらとめくって視覚的にインプットするのではなく、しっかり黙読をして内容を頭に入れる速度を極限まで高めるというものです。

そのための速読の3要素がこちら!

1.文字をかたまりでとらえる
2.かたまりを大きくする
3.視点を早く動かす

3要素それぞれにトレーニングが用意されていて、いくつか紹介すると写真のトレ①は高速に視点を動かすためのもの。●に視点を合わせ、上下上下と早く動かします。トレ②は視野を広げるためのもの。ランダムに書かれたひらがなをカタマリごとにぱっと見て読めるようにする。などなどです。

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これは紹介のため手書きで適当に書いたものですが、テキストにはしっかり練習用のページがいくつもあります。このような目の筋トレを行った後に実際の本を使ったトレーニングもします。私の場合は、家にあったカーネギーの「人を動かす」を使用しましたが、簡単なビジネス書や啓発本であればなんでもいいそうです。

こうしたトレーニングではメトロノームでペースを刻みながら行います。ここで重要なのが「インターチェンジ効果」です。これは人の慣れを用いたトレーニング方法です。例えば、本の1行をメトロノームの分速30のペースで読みます。これは誰でもできると思います。できたら、次は40のペースで読みます。なんとかいけたとします。さらに50のペースで挑戦します。このペースだとついていくのがぎりぎりでした。そうなったときに、さらに速めて60のペースで挑戦します。これは完全についていけなくなるはずです。ここで、もう一度50のペースでやってみると先程はぎりぎりだったはずの50のペースが少し楽に感じるのです。これがインターチェンジ効果です。60のペースに慣れたことが50での余裕を生み出します。つまり、速読を高めていく上で常に自分の限界の少し上のペースで読んでいくことが大切ということです。

このようにトレーニングを重ね、最後に計測をして終了です。また、先生から動画中に今後1週間は続けてほしいトレーニングが紹介されます。一日だいたい30分程度(きちんとやると1時間くらい)。私の場合は、朝か寝る前に30分程度のトレーニングを10日間中7日くらいは、やりました。その結果、動画の目標には到達できていませんが、受講後の成果の定着は図れました。

2.私が学んだこと、感じたこと

まず1番に思うことは、速読とまではいかないものの、読むペースがだいぶ上がって嬉しい!といことです。上がった要因としては、速読の3要素を基に本の読み方が変わった点にあります。以前は文章を上から下につらーーっと読んでいました。しかし、それだと早く読もうとしたときに、読んではいるんだけど内容が全然頭に残らなかったんです。これを先生は「文字の上を目が滑る」と表現していました。この講座を受講して文字をカタマリでとらえることができて、そのカタマリごとに視点をぴたっ、ぴたっ、とずらしながら読むと以前と比べ、だいぶ内容が頭に残るようになったんです。これで少しは早く読めるようになりました。それでも、一回読んでも頭に残っていない部分も多くあります。しかし、一回熟読するよりも理解度を落とした速読で繰り返し読む方がよっぽど自分のものになります。このような読書に対する考え方の変化こそ、私がこの講座を受けて良かったと思える大きな学びです。

速読トレはこれからも続けていこうと思うし、少し早く読めるようになったおかげで一度過去に読んだ本の再読があまり煩わしく思わなくなりました。じっくり読書を楽しむときと内容理解に徹するときを使い分けて、今後も読書ライフを皆さんと楽しめれば幸いと思っています。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。


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