見出し画像

【シティBEST8】スターバース環境考察と反省

はじめに

こんにちは、「ひぬ」(@1chandog)と申します。

今回は竜星のPAO八王子店で行われたシティリーグS5に参加してきたので、その反省レポートみたいなものを書いていきます。予選は3−1で7位抜け、トーナメントは1没したためベスト8という結果になりました。

個人的にはJCS優先権を狙うためにもベスト4以上を目標としていただけに残念な結果となってしまいましたが、次に向けてまた努力できたらと思います。

暇なときにでも読んでいただけたらと思うので、最後までお付き合いしていただけると幸いです。

環境考察

スターバース環境は初動がゲーム展開を大きく左右すると考えていました。
先攻が有利であることは周知の事実であり、基本的にはどのデッキも先攻を取れれば大体マウントとって勝てるという認識です。

上記の前提をもとに、3つの条件を満たしたデッキを握りたいと考えました。

①先1でアタッカーを1体以上、後1でアタッカーを2体並べやすい
⇒クイボやハイボなどのボール系統がたくさん入る、VIPパスの採用など

②後攻を取らされても強い動きができる
⇒メロディアスエコー、どんどんよぶ、かくせい、ブロックスライダー、トリニティチャージなど

③ミュウ、VSTAR(アルセ)、非ルール、ベンチ狙撃のいずれか3つに微有利以上をとれるデッキ

先2ボスや後1メロディアスエコーなど序盤からVポケモンを倒しやすい環境であるため、ポケモンを並べやすい構築であることは重要でした。

デッキレシピについて

今回もありぽけさん(@Iy0cK)のnoteを参考にさせていただきました。
掲載の許可もいただいております。ルカメタに引き続き、いつもありがとうございます。
カードの採用理由については下記よりご覧になってみてください!

note ミュウVMAX BEST8

デッキコード:【dkdkVV-gQTJOt-5kVdk】

参考元の構築はクラハンが3枚採用されていたのですが、自分自身があまり上手に使うことができなかったため外しました。おそらく悪やミラーで活躍すると思います(後の反省点で触れます)。
またアルセジュラルに対しての勝ち筋であるやまびこホーンは、32人規模のシティで予選4回戦であると想定したため、割り切りマッチと位置づけて外しました。空いた枠にウッウロボ2枚、スマホロトム4枚目、こだわりベルトの2枚目を入れることでプレイングの浅さを補い、全体的な再現性を高められるようにしました。世間のミュウVMAXにだいぶ近い構築かなと思います。

ミュウVMAX リスト

デッキコード【kVfFkk-FoylXU-5fvk5F】2022年3月24日時点

最近使っているリストも掲載しておきます。やまびこホーンの採用でアルセジュラルに対して勝ち筋を作れるようになりました。また、ミノマダムやWTBについても同様に、サイドを2-2で進めることができる一枚として重宝します。いにしえの墓地は、パワータブレットの節約や手札渋滞を防止するために散らしましたが、ローズタワーの方が強く感じるのでスタジアム3枚目はかなり悩みそうです。

グラエナを中心に据えたデッキについても、無理な対面というわけではなさそうです。序盤はコオリッポを中心にビーダル等のデッキエンジンを倒しながら、オドリドリを置いてミュウVを待機させましょう。できるだけコオリッポの攻撃回数を増やしたいので、ボスで縛る動きも意識したいです。ミュウVMAXが殴るときは基本サイコジャンプで、返しのグラエナでサイドレースを逆転されないように立ち回ると良いです。

デッキ選択

前々日までサンダースVMAXデッキを握る予定でした。
1ターン目の雪道でミュウに運ゲーを仕掛けられ、非ルールにも明確に有利、アルセ自体は重いがアルセ+別のアタッカーという構成のデッキであれば勝ち筋を作りやすいということ、マークが薄く立ち位置が良いデッキであると考えていました。

しかし、こだわりベルトの登場でHP300という低耐久が最大の懸念点となりました。ミュウはベルト込(210+30)+30+30でVMAXを突破されてしまいます。
また100ダメージをばらまくデッキである以上、フュージョンエネを場から除去しづらいためメロディアスエコー280が比較的容易に達成されてしまうため、想像以上に簡単にVMAXがやられてしまうことが判明しました。その他ゲンガーやムゲンダイナ、白馬バドレックスなども同様に300ラインを簡単に出せてしまうため、決して有利とは言えない状況にあることが分かりました。
さらには直近で連撃ウーラオス系統の入賞が目立ったため、逆立ちしても勝てないデッキが出てきてしまい、悩んだ末に没となりました。

その他の候補としてミュウVMAXとテンタクルがありましたが、テンタクルは単純に時間が足りなく、理解不足だったため早々に候補から外しました。

残ったのは、いつも壁役で使ってるミュウVMAXしかおらずTier1を頼ることとなりました。
プレイングは中の下くらいと自覚していたので、デッキパワーを信じて持ち込むことになりました。

当日のマッチング

1戦目 先攻6-4 こくばエルフ⭕

2戦目 先攻3-6 ミラー❌
先攻2ターン目でボスを引けず、マウント取れずに負け。お相手が上手だったし、自分が下手すぎました。

3戦目 後攻6-5 悪アルセ⭕️

4戦目 後攻6-5 ミラー⭕️
マウント取られ続けたけど、お相手の手札の噛み合いが悪くて終盤1ターンもらえて勝ち。
2戦目の反省を活かしてタブレットとフュージョンエネ、ボスの指令を大事に立ち回りました。

トナメ
1戦目 後攻4-6 ミラー❌
お相手の初動が弱かったのにつけ込めず、初手でベルト1タブレット3フュージョン1サイド落ちしていて絶望しました。負け。

今回の反省点について

今回の調整においての最大のミスは、ミュウVMAXのミラー対面についてほとんど練習をしていなかったということです。致命的ですよね。

自分自身がいつもTier2〜3くらいのデッキを使うことが多いため、ミラー対策は割と後回しにしがちでした。完全にミラーマッチが一番発生しやすく鬼門であることを失念していたため、予選2回戦目では自ら勝ち筋を消す手痛いプレイミスをしてしまいました。これは完全に準備段階の問題であり、勝てなくて当然のことでした。

これが理由でクラハンの重要性に気が付けなかったといっても過言ではありません。ミラーマッチの3戦とも捲らなければならない立場だったので、クラハンで勝ち筋を作り出すことができたかもしれないです。悪対面や雪道、非ルールばかり練習していて肝心な部分を見逃していました。ガチで反省。

ミュウミラーは先攻でも後攻でもリソース管理が上手いやつが勝ちやすいように感じました。

さいごに

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
ミュウVMAXは分岐が非常に多いデッキなので、サイド落ちの確認はかなり重要に感じています。最低限、エネルギーの枚数、タブレットの数、ボスとカミツレ、スタジアム辺りは把握していないといけないかと思いました。

前シーズンの結果と比較すると不甲斐ない成績となってしまいましたが、調整メンバーや相談に乗ってくれた友人たちには感謝したいです。

Twitterのプロフ欄に質問箱を用意させてもらっているので気軽に質問や感想等いただければと思います。

それでは今回はこの辺で失礼させていただきます。
良いポケカライフをお送りください。