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アイデアそのものに価値はない

学生時代の私は2年間ほどNPOでインターンをしていて、当時のボス(今でも師匠)がこの言葉をくれたのを、よく心の中で唱えてる。

「アイデアそのものに価値はない」の意味するところは、実行してこそそのアイデアの価値が生まれるということ。これ、社会人になって自分でプロジェクトをまわすと本当によくわかる。プロジェクトの8割以上の時間をついやすのはアイデア出しでもなんでもない。コンセプトを言葉にすることだったり、それにあった手段の吟味だったり、それを「実行する」のに必要なめちゃめちゃ細かい関係各所とのやりとりだったりする。価値を生み出すのは地味な時間の積み重ねでしかない。そういうのってなかなか言葉にしづらいし、見えづらい。

アイデア出しだけに終わらないようにしよう。企画書は入り口だけど出口の見えない入り口にならないように、そのあとの展開だったりプロセスをイメージしながら書けるとといいなと思う。

チャレンジングで素晴らしいアイデアを形にして、価値を生み出してそれを製品とかサービスを通じて伝え続けられる人側でありたいし、誰かの地味な頑張りをちゃんと見れる人になりたいと思った1日だった。

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