10月にあたっての表明


 10月の目標というか、10月にあたっての表明。

 個人的なことばかり書くので、私のことを知らない人間からすれば面白い記事ではないかもしれない。


 今の立ち位置とか実力とかは度外視しつつ、ただ、いつまでも「アマチュアなんで」というスタンスは終わらせないといけないと最近思う。失礼だもんな、信じてもらっている方にも。

 ここ数ヶ月で、ようやく自分がどれだけありがたい環境でやってきたかを理解出来た。
 よく私に朗読劇に出演してくださった宝亭お富さんとか、スタッフ周りを手伝ってくれていた井上大輔さんとか、もっと当時から感謝すべきだったし、今でも感謝すべきだったのだな、と。

 いつも、こういうことに気づくのが遅い。

 今まで出演してくださった方とか、手助けしてくださった方は、どれだけ優しかったのだろう。その事実に感謝しながら生きていかないといけない。人は一人では生きていけない。


 作り手としての自分と売り手としての自分は大きく異なる。

 作り手の自分には自信が溢れているが、売り手としての自分には自身がないし苦手も多すぎる。そこには職業柄とか悪い意味でのアマチュアリズムがあるからなのだろう。商業としての意識。

 ここの差異を埋める手段は経験と作品の質の向上しかない。

 バケツズは面白い作品を作るし、横林大も面白い文章を作るんだから、もっともっと創作を新しいフェーズに持っていこう。作れることは分かったんだ、ここからは見たことないような作品の定点へ登っていこう。

 
 もう、言葉を疎かにしない。

 大切な言葉だけ、装飾具のように着飾って、時々ジュエリーショップの店員みたいに売り捌く。

 今年も、あと3ヶ月。
 

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