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子どもと一緒につくる畑〜子どもの可能性と挑戦を信じる〜

子どもと一緒に畑を借りている。

経験のある方もこれからの方ももしかしたら、沢山見えるかも知れない。子どもは絶賛イヤイヤ期。
何にでも興味を示し、目に入ったもの全てこれ何、あれ何?生活の上でしなければならない作業がなかなか進まない…そんなことがままある。
おおらかに育児しよう、子どもの話にたくさん耳を傾けようと思いながらも中々そんな余裕のない毎日…。

そんな状態ながらも、ふと自分がどんな子育てをしたいか考えながら何とかここまで一緒に育って来たのだ。

いろんな考え方がある。
その中で、自分の子どもの様子を見ながら常に思って来たのは
①おおらかに
②子どもの自主性の尊重
③子どもの可能性と挑戦を信じる
④自然体験で感性を育む
この4つのこと

子どもが1歳半位の時、また出来ることが増えて来た。歩いたり、ご飯を食べたり、私たち大人が当たり前に出来るようなこと。そんな時期に子どもと何をしてどこに行きたいか、どんな子育てをしていきたいか自分なりに振り返った。

私は子どもと自然体験の中で育っていきたい。そこでいくつか自然体験をする事にした。(その話はおいおい)

子どもと畑をやろうと思ったきっかけは何だったんだろうと思う…。もともと家庭菜園は自分の趣味では有った。しかし、しばらく遠ざかっていた。

子どもが歩きはじめて、何でもよく食べるようになって来て…あぁそうだ、やさいさんの絵本もよく読んでいたっけ。詰まるところは、子どもの興味と可能だと思ったからか。

子どもに収穫をさせたいような話をしていたら、
知り合いの農家さんが声をかけてくれた。
ぜひに!!

最初はどれくらい借りて、何をどれだけ作ってのイメージが全然できていなかった。だから冬野菜の大根は作り過ぎたり、もっとあの野菜を作れば良かった…なんてことも。
それでも子どもが畑で土をガリガリしたい、とか種をまきたい、水をやりたい、野菜を採りたい、と割とやりたい事を叶えてあげられる環境は子どもにとってのびのび出来て良いのではないかと思う。最近、言葉の増えて来た子ども。大きくなぁれ、とふんわり優しく野菜をさわって水をやる。

とりあえず1年作ってみる。そしたら、何となく自分の野菜のイメージがついてくるかな、と思う。
農家さんに次こんな野菜を作ろうと思っているんだけど、どうか、と相談する。その環境もありがたい。ひとりで子育てしているのではない。常日頃、自分の育児を支えてくれる人々に感謝を忘れない。

今の時期、エンドウ豆が旬。スナップエンドウは採れたてを塩茹で。パリッ!甘い!!もう、それだけで美味しい。さやを食べなかった子どもが喜んで食べるようになった。実エンドウは豆ご飯に。さやを割るところまでは私がやって、実を外すのは全部子どもが出来た。

子どもにできる事を挑戦させる。豆ご飯を作ることひとつ、子どもに豆を採ってもらう事が自信につながっているといいな、と思う。(後、手先の器用さにも。)

一から作る豆ご飯、味は格別!
子どもの笑顔と食べる量が物語っていました。

次は何の野菜が採れるかな!?

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