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金沢マラソン2021

金沢マラソン振り返り。金沢マラソンまでの取り組みとこれからについて書きました。

先日金沢マラソンに出場してきました。結果の方は2時間26分33秒と仕上がりが6割くらいの中では満点の走りができました。社会人の中でも満点のレースは数えるくらいしか出来てないですが今回に関しては自分でも良く走ったなと思います。そう思えるのは金沢マラソンゴールに至るまで本当に苦労したのと、学生時代も怪我に苦しみましたが、社会人になってここまで苦しむことになるとは思ってもなかったです。

去年の12月にシンスプリントを発症しながらも今年の2月に行われる最後のびわ湖毎日マラソンに向けて練習を積んでいました。最後のびわ湖にどうしても出たいという気持ちが冷静な判断をなくしびわ湖の2週間前に疲労骨折が判明しました。

そこから4月の中頃からジョグを再開しましたが5月頭に座骨神経痛を発症。日常生活に支障がでるほどの痛みでした。5月中頃から少しずつ走り始めたものの、完全に走りのバランスが崩れ、走り方が分からなくなっていました。そして整骨院に行っては少し良くなってまた悪くなっての繰り返しでした。それでもなんとか6月にはある程度走れるようになったものの違和感が中々消えないのと走りの調子(感覚)の方が戻りませんでした。中々走りの調子が戻らないので6月中旬にある整体に出逢いました。自費治療でかなり高かったですが、熱心な先生でかなり経験値もありそうだったのでこの先生に懸けてみることにしました。

6月下旬からほんの少しずつではありますが調子を取り戻しつつあり、練習の質もゆっくりのジョグから速いジョグに切り替えて出来るようになってきました。7月に軽めのポイント練習を再開し、8~10月も練習の質を抑えながらなんとか継続した練習ができました。ただ、練習の中身は良いときに比べると物足りなく今回の金沢はサブ2.5が目標で自分の中ではサブ2.5も厳しいかもというのが正直なところでした。なので、今回の結果は出来すぎですし本当に気持ちで走ったレースだと自分の中では感じてます。レース序盤からきつい場面は何度もありましたが、びわ湖欠場の悔しさや走れない苦しさに比べたら大したことないと思えたのは大きかったです。そして、改めて諦めないことの大切さを学びましたし、金沢マラソン2021は自分の中で一生記憶に残るレースになりそうです。

実を言うといまだに走りの調子(感覚)が戻らないのとや足の違和感がまだ出ることが多いです。これを読んでくださった皆様に伝えたいのは、

かばうクセが出るほどの痛みが出る前に練習を中断してほしい

ということです。いまだに自分はかばうクセが治り切らないため本来の走りができていないと感じます。これは痛み以上に厄介です。少しずつ改善されてきていますが本当に時間がかかるので、これを読んでくださっている人にはこのことを頭に置いて練習に取り組んでほしいです。

最後に、繰り返しになりますが、本当に今回、金沢マラソンをしっかり走り切ることができて良かったなと思います。この感動は今まで苦しんだからこそだと思いますし、本当に周りの方に恵まれてのものだと思います。

これからも何度も自分に試練は訪れると思います。今回の経験を忘れないでこれからも真正面から立ち向かっていきたいと思います。

次のレースは奈良マラソンです。ここではタイムよりも順位を意識して走りたいと思います。そして、楽しんで走ることも目標です。去年は結果にこだわるあまり楽しむことを忘れかけていました。金沢マラソンは楽しんで走れたので奈良マラソンでも楽しむことを第一に頑張ります。


最後まで読んでいただきありがとうございました。また更新します。


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