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気まぐれ短歌

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まぁ、気まぐれに。解説も気まぐれに行います。
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記事一覧

短歌

痛々しい撫でた鉄筋の錆の赤失えぬのは過去なりと泣く 夕鶴という美しいラベル貼る程に夕陽に…

roi
1か月前
4

冬短歌

寂しさややるせなさを今は叫びだすほかない、みんな、そうです。 ポップと言うか、明るいニュ…

roi
5か月前
8

落書き、冬短歌

冬が始まりましたね、でも、冬の青い空や、心地よい肌寒さはいいですよね。あと、人間描写にも…

roi
5か月前
13

短歌

色彩や、ある種の色気にこだわってみました。あくまで思ったことを、固く重く歌おうとしたが、…

roi
5か月前
4

久しぶりに短歌

久しぶりに更新します。やっぱり、愚痴と言うか、涙と言うか……。 絵にかいた幸福とは、その…

roi
5か月前
5

短歌、俳句

俳句にも挑戦してみます。 少し、気持ちが緩んでいるんでしょう、感情が歌にこもってると思う…

roi
10か月前
10

短歌 「近況」

キャラバンを見送り、我木陰に行かず、見送っているよ日が暮れるまで 石工らが、汗して創る 聖堂に 巡礼者集い、また去っていく 灼熱の砂漠は海と同じだから、僕はまだいるよ寂しき街に 砂漠の街、温き川には、洗濯をする女らのため息を聴けり 桜咲き、緑匂う、あの日の、夢は、幻だったらいいなと思う 汗ばみし、シャツとて、風が吹き去りて、爽やかなりし、30の夏

冬歌

冬なので、暗い歌を歌います。 人生の凍えし冬に、陋屋の蛍光灯よ淡く輝け 恋などと、若人は…

roi
1年前
14

せっかちですが春歌

こんな寒いし、心くらいは春に。 散っていく花ゆえ、嬉しき僕の春、とほり過ぎゆくそれ故に恋…

roi
1年前
8

短歌、俳句

俳句 堕ちる水、地に落つ音に 泣く月夜 長い夜が 明けるを待つは 秋涼み ふと下着 濡らす…

roi
1年前
7

気まぐれ短歌

塾がえりの子が飲む、飲料水の味、今日も明日も汚れ太りて 潮風がこの街に迷い込む時刻、黒猫…

roi
1年前
8

短歌「夜タバコ」

蒸す夏に煙を吐けど灰色の煙は言わぬ、慈悲の言葉を 涙ぬぐい煙吐く夜は「ひとりでと……」言…

roi
1年前
12

短歌

あの子のまま、生きていくんだろ、来年には次女が生まれし少女を嗤う そよ風は、優しいだけで…

roi
1年前
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即興短歌「タバコ」

煙吐き空に昇れど風攫う僕と君だねと笑う路地裏 名を捨てて、生きているよという手紙君が好きだったタバコ添えられ 煙吐き、闇夜に溶けし、この夜と、いずれは闇に溶けゆく僕ら 一人飲み、煙吐いては、ふてくされ、孤独のフリせし夜の居酒屋 首絞めて、死姦せし、少女横たわる、タバコ吸う僕の冷静に泣く 朝靄に煙吐き出すその朝が今日から日常になる初日よ 一四から吸っているよと自慢せし、君が汚すは十八の肺