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人生を見つけるためには、人生を浪費しなければならない。

人生を見つけるためには、
人生を浪費しなければならない。
(アン・モロー・リンドバーグさん)

「普段の生活」こそが
「幸せ」の輪郭を決めているように、
キャリアでも沢山取り組んだ
「ふつう」「これじゃない」「失敗」が
「やりたいこと」の輪郭を
知らせてくれてると感じます。

自分の意思で決断すること
内省することがセットである限り
「無駄」も「失敗」も存在しません。

さてそんな僕ですが、
実は訪れたこともない土地に住んでの
新しい挑戦をする機会を頂けそうです。
またご紹介の記事も書きたい所。
そんな僕自身の人生ですが、
読んでくださった方に
「自分も何か挑戦してみようかな!」
と思ってもらう
きっかけの「コンテンツ」のように
なればいいなと思っています。

今日はその挑戦のメイキング映像的に、
「子供が憧れる大人を増やす」活動の中で
モノや解決する手段じゃなく
挑戦する楽しさを伝える理由
改めて文字にしてみようと思います。

簡単に結論を述べると
「挑戦と挑戦が生み出す効果こそが
現代の日本で人生に幸せを見出す方法だと考える」からです。

さてこの図を見てみてください。
一度は見たことあるのではないでしょうか。
マズローの5段階欲求ですね。
(ご存じの方も多いかと思うので説明は省きます)

マズローの5段階欲求の中で、
現代の日本人の幸せを左右するのは
「承認欲求」だと思います。
社会的欲求までは
満たされている方が多いからです。

洗濯機・冷蔵庫・白黒テレビが
「三種の神器」だった頃は、
生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求を
満たす事が幸せを左右する要素で、
その「物質的欲求」を満たす商品が
主流だったのではないでしょうか。

それが今や、SNSをはじめとした
「承認欲求」を満たすサービスが
一番求められています。
「脱毛」や「美容整形」とかもそうですよね。
「車離れ」のようなモノの消費からは
遠ざかる傾向が見て取れます。

別の切り口だと
心理的安全性・自己肯定感、自己効力感
みたいな単語が
毎日飛び交っているのが現代ですね。
これも物質的な欲求・社会的欲求までは
満たされている印かと思います。
その上の承認欲求を満たされているかどうかが、
心理的な満足に直結するため、
満たされないもやもやの感情一つに対し、
すぐに〇〇ハラスメントという言葉を使う。
それが無限に増殖していってるのも、
人が承認欲求の充足を求める
社会の一側面だと捉えます。

と「承認欲求」が大事な現代で
「挑戦する」生き方は自らの意思で、
永続的に承認欲求を満たす機会創出ができる
というのが僕の考えです。
挑戦することで承認欲求はもちろん、
5段階の中で一番上の自己実現欲求まで
たどり着くこともできます。

でもできなかったら?
そんな言葉が浮かびやすいのも
また現代日本かと思います。
何を隠そう自分自身数年前までは
失敗した後の批判が怖く、
労力や批判受ける危険性を冒してまで
何を手に入れるくらいなら、
そんな労力危険性を冒さずに、
最低ではない多少のマイナスを
受け入れるような人間でした。

そこから挑戦をするようになった経緯は
別記事に譲るとして、
今は挑戦をしているほうが楽しいし、
リスクを冒さない、
成長しないほうがよっぽど危険であると
明確に認識しているので、
毎日昨日自分から何か進歩をしているのか、
挑戦しているのかを問いながら生きております。

しんどそうですか?
確かに体力的な負担は増えたかもしれません。
でもスポーツで勝利した後の疲労が
どこか心地良いように、
何か新しいことに挑戦した後は体は重くても、
心は晴れています。

何にも挑戦せず、
隣の青い芝を指をくわえてみている
時の方が体力は有り余っているはずなのに、
心は疲労していた記憶があります。
心の底から求めている承認が
どこにもないわけなので、
ずっとお腹が減っているわけです。


ということで、
挑戦する人生というのは、
現代において一番簡単な幸せを手に入れる方法、
「挑戦と挑戦が生み出す効果こそが
現代の日本で人生に幸せを見出す方法」だと
考えます。

でもやりたいことないですもん。
そりゃそうですよね。
やってみたいと思うことは
必要とされるを大きく上回る
「得意」があってこそ。
生まれながら社会的に通用する価値を生み出す
得意を持っている人を
あまり見たことがありません。

沢山の不得意・うまくいかない
を経由して一部たどり着く「得意」を見つける。
それが「やりたい」です。
「人生を見つけるためには、
人生を浪費しなければならない。」

「日常」が「幸せ」の輪郭
「不得意・普通」が
「得意・やりたい」の輪郭です。
浪費沢山の人生こそ、
一番コスパ良く幸せにあふれる人生です。
皆様も一緒に人生を浪費してみませんか。


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