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読書ノート 「イスラーム古典叢書 ルーミー語録」 ルーミー 井筒俊彦訳・解説
ジャラール・ッ・ディーン・ムハンマド・ルーミーは、1207年ペルシャに生まれた。
12歳より家族で流浪の民となり、アナトリアのコニヤで旅は終わる。学者として名を成した父が他界し、受け継ぐ形でルーミーはコーラン、神学、哲学、伝承学の大家となっていく。その後スーフィズムに傾倒し、イブン・アラビーやスフラワルディーのような神秘哲学者になっていく。
ただしその哲学ないし思想はことごとく、詩的形象として著された。その後、托鉢僧シャムス・タブリーズィーとの出会いがあり、その時からルーミーは詩人に転向する。
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