見出し画像

優しい男は「一緒に歩いている時に車道側を歩いてくれる」に感じ続ける違和感

ちょっと前に洗濯機が故障しまして...新しい洗濯機は注文済みなのですが、届くのは数日後なのでコインランドリーで洗濯中です。

コインランドリーに向かいながら思い出したこと

住んでいる地域がいわゆる住宅街なもんで、家からコインランドリーへの道のりで狭めの道を車やバイクが通るシーンを多く目にするんですよね。

そんな時、ふと思い出しました。

優しい異性の例として「一緒に歩いている時に車道側を歩いてくれる」ってやたら色んな女性が言ってる時期があったな...
そう言ってくる人、あんまり好きじゃなかったな...

というわけで、そう思っていた理由でも文字にしてみようと思います。
このテーマに関して不快な思いが湧いてきそうな予感のする方は「戻る」ボタンを選択してください。
お互いの!!ために!!!!

...すみません、取り乱しました。
では行きましょう。

好きじゃない理由1:
男が車道側にいた所で、車が突っ込んできたらジ・エンド

優しさだと感じる人は、おそらく「危ない場面で男性が女性を守る」ということを想定してこの条件を挙げているのだと思います。

これが子供のように、交通ルールを理解していない・気を抜くと不注意になり車道側に飛び出してしまうという特徴があるならまだしも、多くの場合はそんなことはないはず。

そうなった時に考えられる危険な場面は「車道から自動車が突っ込んでくる」というものですが、こうなってきたらどちら側にいようが絶体絶命でしょう、元の子もありません。

スタントマンレベルの身のこなしで車道側にいる人を盾にして回避でもしない限り、難を逃れられないでしょう。

ただ、そのスタント能力があれば、相手を引っ張ってボンネットに飛び乗り、一時的な回避ができそうな気がしないでもありません。

画像1

Ralph KleinによるPixabayからの画像

(すみません、取り乱しました。)
なので、優しさの例としてこの行動を挙げるのは違うと思うのです。

危険となりそうな対象が人間なら、守りやすいポジションに

そんな事を言っていますが、男性側がどちらを歩くか配慮すべきだと考える場面があります。

それは酔っ払いやガラの悪そうな人、不審者っぽい人とすれ違う時です。

このような場合、もしもの時に男性側が勇気を出して身体を張れば、危機的状況を避けられるかもしれませんし、その危なそうな人と女性の間に自分がいるだけでぐっと危険性が減ると思うのです。

というわけで、これは今後もやっていきたいです。(突然の決意表明)

好きじゃない理由2:
「やらない人」=「優しくない」に変換しがちだから

これは他のことにも言えると思うのですが、「AだったらBである。」だったはずなのに、いつの間にか「A=Bである。」に変わってることが往々にしてありますよね。

今回のパターンでいうと、あくまで「優しさを感じる行動」として「一緒に歩いている時に車道側を歩く」があるはずなのに、「全ての優しい人は一緒に歩いている時に車道側を歩く」くらいの扱いに変わり、気づいた時には「車道側を歩かない人は優しくない」くらいのテンションになるんですよね。

こうなられると、もうそれ以外の諸々の意見まで受け入れづらくなっちゃう。

(個人の見解)

間違いのない発言だったとしたら、車道側を歩くことって恋人選びにとってそんなに大切なポイントなのか...?と思うのです。

(ずっと個人の見解)

好きじゃない理由3:
たぶん、受け売りの言葉だから

人から「優しさ」を感じられる状況って山ほどあるのに、例としてこの状況ばかりが挙がってくるのって、不自然だと思うわけです。

おそらくですけど、誰かが優しさの例としてこの場面を挙げているのを見聞きして、「こりゃいいや」と思ったたくさんの人が、その言葉をただ真似してそのまま流用しているのでしょう。
もしかしたら、よくよく考えると自分の中の最も優先したい優しさがそれじゃないかもしれないのに。

ちなみに...個人的には「おしゃれな人は靴から見る」も同類だと思っています。

大声では言いにくいけど、便利なこともある

こういうステレオタイプの回答例って、自分の意見がなさそうなの避けるべき反面、便利に使えるときもありますよね。

それは「興味のない相手にテキトーに応えたい時」です。
もしかしたら、未だに車道側を歩く優しさを口にしている人はそのパターンの可能性であることも少なくないと思います。

なので、言われた男性側は本気で言っているのか、そうでないのか。
またそうでない時に、軽く流すか乗っかってみるか...との時々の状況でご判断ください。

もしかしたら、男性側が車道側を歩いていて危機的状況を回避できる程度には役に立つかもしれません...!


以上、過去のこんなツイートを膨らませてみた記事でした。


ここから先は

0字

¥ 100

ネタ元になりそうな本やコンテンツの購入に使わせていただきます。 気分が乗りましたら、投げ銭気分でよろしくお願いします。