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絵で読む物語

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絵と詩で物語を表現しています。 そこからイメージした見てくださった貴方だけの物語。 文章での物語も別で掲載していきますが、それぞれ楽しんでいただけたら幸いです。
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#薔薇

⑧ Baumkuchen【詩〜絵で読む物語〜】

裏と表 それは、葉っぱにも、色にも、人間にも 知ってるから 怖い、垣間見える、その時、時が止まる 表と裏 それは、葉っぱにも、色にも、人間にも 知ってるから 平気、きっと気づく、どちらも、ありのままと ※椿と薔薇の花言葉はInstagramに掲載しています。 ******** 絵で読む物語 【⑧ Baumkuchen】 文字で綴った物語を絵で表現していく「絵で読む物語」

ただの絵として、あなたなりの物語をつくるきっかけとして、文字の物語の挿絵として…あな

⑨‐2 Omelette rice【詩〜絵で読む物語〜】

受けとめて、包んでくれる 何も無い私を、ふわり、ふわり 受けとめて、繋いでいける 何も無い私も、きっと、きっと 動いたら、緩やかに吹く 彼方此方へ導く、ひらり、ひらり 舞い散る花弁、色が変わる ※赤い薔薇が表すものについてInstagramに掲載しています。 ******** 絵で読む物語 【⑨‐2 Omelette rice】 文字で綴った物語を絵で表現していく「絵で読む物語」

ただの絵として、あなたなりの物語をつくるきっかけとして、文字の物語の挿絵として

⑩‐1 Beef Stew【詩〜絵で読む物語〜】

あの人は、何も知らず 「綺麗だ」と手を伸ばす きっと花の名すら、どうだっていいんだろう その手に触れられても、花は微笑まないだろう 私は、思い込んだ 「知ってる」と微笑んだ ずっと花だけ見て、知ってるつもりでいた その笑顔を向けられ、花は微笑んだフリだけ いつも、美しい部分だけ見て いつも、勝手なイメージだけで あの人も、私も、何も見えてない 耳を傾けて、視界に入った緑色 ずっと深くて、なかなか見えない茶色 両側で咲くそれぞれの花 ちゃんと見よう、

⑩‐2 Beef Stew【詩〜絵で読む物語〜】

どうしたって、変えられない 「私」であることで伸びてしまう距離 きっと近づけば近づく程、遠ざかる 大切だから、近くにいたい 大切だから、近づけない どうしたって、変えられない 「私」であることで縮まってく距離 ほっとしてもらえる瞬間に、緩んだ頬 それは些細な、でも驕らずに それは些細な、でも大切 どうしたって、変えられない 「私」であること、それだけは唯一 大切だから一緒にいたい、このまんまで 複雑なまま、今まで通り 複雑なまま、あるがままで *