見出し画像

「詩」夏の記憶

夏夜に響く蛙の声は子守歌
懐かしき記憶と温もりを
心に灯す

逢いたくて
かえりたくて
押し寄せる寂しさは
あの夏、見た海

言われた言葉より
言えなかった後悔が
チクチク痛む

緩やかに明け往く空
落ちた雨粒

愛しい夏 狂しい夏
夏を待ち、夏を持て余し
夏に暮れる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?