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「詩」40.3℃

決して見ることなど出来ない

形にならない「  」を

目に見えるもの、として欲しがった


言葉は、いつもアヤフヤで

移り変わる空は遠くて

ああ

  どうにかして

  どうにでもして

  私だけのものに


  愛されたくて

  愛されたくて

  ただ、愛しくて



いつも、狂気の沙汰だった


2011.09


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