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令和維新に向けて― 「時代の地殻変動」と、どう向き合っていくか ―

 いよいよ、本格的な「時代の地殻変動」の幕開けです。


基本プロも当てにできない時代、自分で判断していくことが基本です。人任せにはできない時代の到来です。

ポイントは、理屈抜きに、それを感じとれるかとれないかです。

分かる方たちは、今のうちに、しっかり備えていかなければなりません。

まず、リーマンショック(2008)では、「金」が問題でしたが、今回の件では「人ともの」が今の所ポイントになっています。

一連の騒ぎの影響で、「人ともの」の流れが極端に悪くなってしまい、現在、私たちは「動かない・動けない」を強制・半ば強制されています。

あまりの流れの悪さから、私たち一般市民の中には既に悲観モード全開の方たちまでが現われてきています。たとえば、旅館業の方たちなどは、もう既に悲壮感満載ですね。

お気持ちはわかります。

ですが、報道でもなされているように、もはや封じ込めは基本無理のようですね。コロナとうまく折り合っていくしか今のところ選択肢はなさそうです。

医療体制をこれ以上圧迫するべきではありませんからね。

冷静さをキープするしかなさそうです。


ただ、これでも、これから訪れる本格的な「時代の地殻変動ーズレ、新たなる断層ー」への序章でしかありませんね、おそらくは。

既に、日銀はETF(上場投信)6兆から12兆への増額やその他の対応策を決めましたし、首相の経済再建へ向けての号令もかけられています。

しかし、問題の要諦は、そういったことだけで本当に今後もやっていけるのか、ということですよね。


来月からは、まず大手からの「同一労働同一賃金」制度もスタートします。

正規・非正規の格差是正を狙いとするものですが、そのための財源問題で、先ほどのETFをはじめ、次々と手を繰り出してくる状況にありますが、それとて一時的な効果しか期待できないのではないかと私はみています。

なぜか?

今の時代の根本問題は、「金の問題」というより、「日本人そのものの今後のありかた自体」が問題とされていると思われるからです。


私と親の世代との間にあったような「時代の大きなズレ」が、「今の若い世代と私を含めた旧世代との間にもそういったものが明確に存在する」のだということを、どっちが「いい悪い」とか「正しい間違ってる」というありきたりの一元的で表層的な捉え方ではなく、ただ《 あるがまま捉えていくということの緊急性 》を私は強く訴えているのです。

新旧世代がそれほどお互い理解し合えなくてもいいから、この国の将来に向けて共に立ち上がらねばなりません。それは、新旧世代両方ともわかっている筈です。いや、分からねばなりません。事はかなり急を要する時代状況だからです。特に、上目線の発言に終始されてる方がた、もっとさらに大局にお立ちください。風景が一変しますから。

旧世代はまず、若い世代の主張にもう少しきちんと耳を傾けねばなりません、日本人の先輩として。その必要性大です。いや不可欠です。

時代を逆行させてはなりません。先輩としての度量を示す、まさにその地点に私たち世代は立っています。

そして、若い世代は、旧世代を罵倒する姿勢をまずは改めなければなりません。子供の喧嘩みたいな態度で、この国の変革をしようというのは、あまりにもrespectの足りない、皮相なものの見方に立ちすぎだと率直に思います。

《 そんな遊びのないハンドルは、本当に危険ですよ。

突っ走って事故ったらどう責任をお取りになるおつもりですか?

基本は大切ですよ、やはり。 》


《 新旧世代の全体としての姿勢が定まって連動しない限り、本当の意味での躍動感はこの国からは出てこないし、この閉塞感からの脱出もなかなか実現しないのではないか、というのが私個人の現時点での見立てです。 》

この国は、外圧からとは申せ、明治維新を成し遂げた国です。

まだまだ足りない点があるとは申せ、若い世代の方々をもっと活かしてあげなければ、これからの新時代を切り開くことはますます困難だ、と素直に申し上げたいと思います。

日本にも、台湾のオードリー・タンのような人材が続々と現れることを祈念しながら...。


以上です。

ではでは。

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