踏ん張り時

松永です。
Twitterで報告しました通り、十九人はM-1グランプリ一回戦敗退、再エントリーの抽選は外れてしまいました。今年は正式にここでストップです。
できるだけネガティブな言葉を使うのは避けますが、少し暗い記事になると思います。

一回戦敗退したからといっていつもライブに来てくれるお客さんからの評価が変わるわけでも自分達による自分達自身への評価が変わるわけでも特にないのですが、賞レースって全芸人に与えられた学校のテストみたいなもので、「何回戦まで行ったか?」が「何点取れたか?」くらいの話になってる感じがします。
で、それこそM-1なら2回戦まではある程度ウケれば通ると考えれば、M-1というテストは平均点が3回戦くらい。そこで一人前。一回戦敗退なんてほぼ赤点。

そして満遍なく勉強してるタイプの芸人と違って、ウチらはヤマを張って勉強するタイプだから、外す時はひたすら外す。今年は「十九人、どっか引っ掛かれば3回戦も超えてくるんじゃない?」みたいな恐れ多い言葉も頂いたんですが、それってやっぱり全く引っ掛からない場合も他の芸人より有り得るという事で。今回は赤点でした。勉強は沢山したつもりだったんですけどね。力が及びませんでした。
一回戦で敗退しても自分達を面白くないとは全く思わないし思えもしないんですが、こういう時去年も一回戦敗退だったこととか、読者の方には言えないような色んな暗いこと、考えてしまいますね。






踏ん張りどきだな、と思います。

正直、抽選漏れによる再エントリー不可能になる可能性を全く知らずに2分のネタをメチャクチャ練ってたので「「「ちょっぴりだけ」」」ヘコんではいるんですけど、ダメだったからには切り替えていかないと。今の十九人で及ばなかったなら次の十九人をみんなに見せていかないと。自分達の心がグラついた時の支えは自分達しかいないから。僕らは僕らを崩さないように、折れないように頑張ります。

いま頑張ってる仲間へ。申し訳ない。今年はもっと先まで行けるつもりだったけど、しくじりました。少しだけ先に行っててください。すぐに追いつきます。



ではまた。

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