採用が決まった

こんな底辺のようなnoteをつらつらと書いて「次応募できるとこないんだが」と頭を抱えていた数日後に、採用の電話がかかってきた。こんな俺を拾ってくれるとは、感謝してもしきれない。精一杯尽くさせていただく。

思えば免許を持っておらず、公共交通機関(または自転車)で通える場所が前提な俺にとって、国道沿いなど辺鄙な場所にある店(一例として電気屋やホームセンター)が最初から除外されてしまうのがネックだった。数少ないバス停・駅近の店も不採用が続いた俺は生きる気力そのものを失っていたが、電話一本で救われる命があったのだ。

だがまだ油断はできない。アルバイトという雇用形態の特性上、研修期間や試用期間に「こいつ使えねえな」と判断されたらあっさりクビを切られてしまう。とにかくまずは、精一杯働いてその本気を伝えなくてはならない。一応職歴が無くはないので社会人としてのマナー、身だしなみ、仕事に対する熱意・・・そういうのがないと数週間、数ヶ月でポイされてしまう。少しでも長く、働き続けられますように。

と思っていた


立ちっぱなしの仕事が辛い。1時間立ってられないのだ。定期的に座らないとなんだか分からんが貧血気味?になる。このご時世でマスクを外してはいけないのもあるかもしれない。酸欠なのかもしれない。

せっかく雇ってもらったのに申し訳ないのだが、希望の部署に配属されなかったことも相まって虚無を感じてしまった。なんで立ち仕事の接客業にしたんだ俺・・・別に客と接することが苦なわけでもなく、また例にもよって職場は良い人ばっかなんだけど。馬鹿と言うかもうなんか働いてるのに自己嫌悪を感じて辛い。やっぱり俺みたいな人間って生きているべきではないのではなかろうか?なんでニート上がりが立ち仕事をやれると思ったのか?アルバイトなんて初日に来てさえくれれば万々歳、初日で辞めるやつ(バックレ)もザラとはよく聞くが、早いとこ見切りをつけて「俺よりもっといい人見つけてください」とでも思わせた方がいいのかもしれない。という悪魔のささやきが聞こえる。

金を稼ぐにはこれしかないのだから意地でも続けるしかない。まだフルタイムで月曜から金曜、9時18時で働くわけではない。続いても3連勤が最大なのがフリーターでシフト制の強みなのだから、慣れるまで頑張る。頑張らねば一年後も一か月後も一日後もない。という第二の俺もいる。

このnoteを見ている人間よ、世の中にはとんでもないクズがいるんだと見下してくれ。「ニートがやっと働きだしたと思ったらたった5時間の立ち仕事がつらいよ~(泣)と喚いている」という紛れもない事実を知ってほしいわけでも同情してほしいわけでもないが、何かこう、人を雇う立場である方がこれを見たらそんな人間もいるんだ、やっぱり空白期間空いてる人間は総じてやばいという認識でいた方がいいのかもしれない。

というわけで事務のアルバイトを探して面接を申し込んでしまった。採用を貰ったら今のバイトは辞めようと思う。やっぱり辞め癖がついてしまったな~俺。まあ正社員で事務に落ち続けた俺が今更アルバイトでも事務が受かるとは思えないが、「いつでも辞めてやるぞ」という心の余裕は必要。そして「次が決まるまで辞めない」という決意も必要。もうニートは御免だ、収入を途切れさせてはいけない。

今も足が若干筋肉痛であるが、日雇い派遣やピッキングと何が違ってキツかったのだろうか?立ちっぱなしなのは共通しているけど・・・というか、世のスーパーコンビニetcの立ち仕事の皆さんに最大の敬意を払うとともに、やっぱりこれ椅子用意してあげていいだろと思う。座ったままレジ打っていいよ接客業。あと給料を上げて差し上げろ。

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