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「Zoom」マーケティングトーレースしてみた。

昨年12月末に最大約1千万人だったZoomの1日の利用者が、新型コロナの感染拡大もあってリモートワークが進み、3月には2億人超というニュースが上がった。

私がTwitterをフォローしている方々の多くも、Zoomで会議した様子をよくアップしている。またWeb会議の際にのみ聞くワードだったが、今やzoom飲み会という強烈なワードができるほど、日常で欠かせないツールになりつつある。

ではそのZoomの戦略は何なのか思考したいと思ったのが今回選んだ理由である。

Zoomの戦略

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1,ユーザーの満足度を重視したProduct戦略

近年は企業のグローバル化や政府主導のテレワークが推進されており、web会議の需要が高まっていた。そのため、web会議のツールが会社にとっての必需品になった。だからこそ、そこには選ばれるproductになる必要があった。

差別化ポイント

①ビデオ会議の最大参加人数

②通信量が圧倒的に少なく安定した通話品質。

③シンプルなUIとUX。

④ビジネスツールに特化。(販売戦略)

⑤URLクリックのみで参加可能。(管理者以外登録の必要なし)

⑥他アプリとの連携可能。

こうなると僕がZoomの宣伝してるぽくなるので、詳しい説明は割愛します笑

使っている皆さんが一番わかると思いますが、不満もなく使いやすいということです。

ZoomのCEOがProductに拘った説明をされていますので、下記を参考にしてみてください!


【結論】

インフラとして根付きつつあるWeb会議ツールではProductが重視されるということです。

でも、プロダクト良くても赤字じゃこれから先大変だと思いませんか?

2,Zoomは増収増益!?

私もZoomは無料でツールを提供し、先行投資でマーケットシェアを拡大しているので赤字だと思ってました。。

2020年1月末の決算では増収増益でした。(決算を分析するのはまだちょっとできないです。。これから勉強します。。)

以下決算報告なので確認してください!


Zoomの収益モデルは?

収益モデルはフリーミアムではないでしょうか?3人以上の場合は40分と使用制限があるので、1人がプロ版(月/2000円)に登録する必要があるからです。

ここから考察されることは、このモデルで増収増益ということはプロ版を購入してまで、最大限Zoomの機能を使用したいユーザーがいるということです。

このことからも、Productが重要であるといえそうですね。

3,最後に私がCMOだったら?

コロナの影響で今までWeb会議を必要としていなかった人でさえ、Web会議が必要とされ、会議ツールを必要としていると思います。

私はスポーツーチームをスポンサーし、TVCMを提案します。

TVCMのイメージは今までZoomとは無縁だったサッカー選手がコロナの影響で自宅待機を要請されZoomを使用するイメージです。

なぜプロモーション戦略なのか?なぜTVCMなのか?

理由は3点です。

①会社の方針で他社のツールが導入されると、いくらプロダクトありきでもスイッチングコストが生じるので、Zoom導入のハードルが高くなる。

②Zoomはユーザーと信頼度が構築できていないと考えるので、アーリーマジョリティーやレイトマジョリティーには導入の障壁が高いと考えます。そこでサッカー選手を起用することによって、サッカーチームをスポンサーしていることを知ってもらえると、信頼が構築され障壁が下がると考えられます。

③コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えているので、TVCMを打つことで認知を得やすい/TVCMから自分が自宅で働くイメージがつきやすい。

この3点を理由に上記の施策を検討しました。

以上でマーケティグトレース完!

感想😭

プロダクト重視の戦略を取っているため、成功戦略ではユーザーの満足度が重要視される。その結果考察するのが難しかった。。。

勉強になったことはたくさんあるので、今後も頑張ります!

#マーケティングトレース

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