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今AI革命が始まったばかりだとしたら個別株を買うべきか?

この記事では、こんにちの株式市場で起こり始めている?
AIバブルにおいて、株価指数を買った方が良いのか、あるいは個別株を買った方が良いのかを考察していきます。

こんにちの相場を考察するにあたって、過去に起こったドットコムバブルの時のデータを少し拾ってきました。
ドットコムバブルの火付け役だったと言われるネットスケープのIPOがあった1995/8のデータから株価が短期的な天井を打った直後の2000/4までのデータを見ていきましょう。
今回比較するのはナスダック総合指数と、今の市場参加者でも知っていそうな銘柄で当時しっかりと成長をしていた企業たちです。
(しっかりと成長していた企業を持ってきたので指数をアウトパフォームしているのは当たり前ですが、少々お付き合いください。。。)
ということで、グラフ作ってきました。

皆さんご存知であろう、シスコ、クアルコム、アマゾンとナスダック総合指数です。えげつない程の差があります。。。
霞んで見えますがこれでもこの期間中にナスダック総合指数も5倍近くにはなっています。
アマゾンなんかは1997年にIPOしているので、2.3年程度で何十倍にもなっていることがわかります。
もし今がAIバブルだとして、その起点が2022/11のChatGPT無料公開だとすると、まだまだ相場は始まったばかりで当時と比較してもアマゾンはまだ上場していないような時期になります。
こんにちの相場と当時の相場を全く同じように捉えるのはもちろん間違っていると思いますが、これからIPO市場が活気付いてきたら、当時のアマゾンのような企業が上場してくる可能性も0ではないかなと思います。
これらの企業に共通しているのは、良い決算を出していたということです。
EPSと売上高が成長している企業は株価がとんでもないことになり得るということですね。

まとめ

とりあえず株価指数でも個別株でも買わないという選択肢はないかなと思います。
ドットコムバブルのときに良い決算を出し続け、成長し続ける銘柄はとんでもない株価成長を遂げているということがわかりました。この経験則から、良い決算を出し続ける銘柄を抱いておくことが如何に大切かおわかりいただけたと思います。
結論ですが、株価指数も大きな成長を遂げたが、個別株はもっととんでもないパフォーマンスだった。ということになります。また、これからIPOしてくる銘柄にも注目しておくべきだなと筆者は思いました。

※株価指数と個別株のパフォーマンスをわかりやすく比較するため、筆者が選んだ都合の良いデータを並べました。くれぐれも投資は自己責任で、個人のリスク許容度に合ったものにしてください。


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