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国連本部でのインターン③NY生活まとめ

2023年9月1日から翌年2月末まで、Department of Operational SupportにてTrilingal Partnership Projectのサポートを行っています。国連PKOの行う平和維持活動の能力構築訓練を実施する部署です。

Outline
・出勤時によく連れて行ってもらったお店
・休みの日のプチ観光スポット
・季節のイベント(秋/冬)
・食生活、買い物
・その他諸々(天気・交通・散髪)

★出勤時によく連れて行ってもらったお店
42street & 1Avenueにオフィスがあるので、大体40~50 street, 1~3 Avenueくらいが昼休みに歩いていける圏内。海鮮丼が有名なKaoruは、カウンター席と2/4人掛けのテーブル席があって落ち着いた和の雰囲気が特徴。価格は20~25$くらいで日本人スタッフが対応してくれます。西田商店は博多とんこつスープが特徴のお店で、いつも込み合っている人気店です。価格は15~20$。Soba Tottoはおそばやうどんが食べられますが、親子丼やかつ丼などのどんぶり系もお出汁が効いてておいしいです。20~25$。有名チェーン店では牛角がランチメニューを出していて、30$程しますがお腹一杯お肉が食べられます。一風堂では、お馴染みの赤丸白丸だけでなく、味噌ラーメンや魚介ラーメンなど日本にはないメニューも楽しめます。晩御飯だと、鮮魚と居酒屋風な小皿料理が充実しているWokuniやシェフのパフォーマンスが圧巻の鉄板料理店Benihana、比較的リーズナブル(30~40$)な予算でディナーセットが楽しめる対馬がおいしかったです。53stにあるLucky Catでは本格的な日本風のお鍋やお好み焼きが楽しめます。

地元のお店だと、グランドセントラル駅すぐそばのPershing Squareは本場サイズのステーキやハンバーガーがいただけます。Perfect Pintはアイルランド系のパブで豊富な種類のお酒が楽しめる大衆酒場です。お洒落な雰囲気がいいときは50stのVin Sur Vingt Bistroで本場南仏のワインを楽しむのもよし。お昼によく利用したMona`s Cafe & Kitchenは量り売りのビュッフェ形式なので、予算やおなかのすき具合に合わせて利用可能です。コーヒーショップではバスターミナル前のBlue Stone Lane Coffee の雰囲気がとてもよかったです。時間がない時はChelsea Bagel of Tudor Cityでお好みのトッピングを挟んだベーグルをテイクアウトすることもありました。

セントラルパーク付近のおすすめは美術館に併設されたCafe Sabarsky。コーヒーやデザートなどの軽食以外にも、本場オーストリアのソーセージやシュニッツェルが楽しめる本格的なお店です。自然史博物館の前にあるUNO Pizzaはボリューミーなピザが楽しめます。midtownにあるCafe Chinaはたくさんのお客さんで賑わう人気の四川料理店で、マーボー豆腐と回鍋肉が美味しかったです。46stのインド料理屋Munaはビュッフェスタイルで様々なカレーが楽しめます。チェーン店だと、韓国焼肉屋のKPOTとハンバーガーチェーンのChick Fil Aが美味しかったです。その他、キッチンカーでのタコスやケバブや1$ピザも有名なインターンフードです。 ただ節約のため外食に行くのは誘ってもらったときのみで、基本はUN Cafeteriaで食べていました。

★休みの日のプチ観光スポット
アッパーマンハッタンエリアでまず押さえておきたいのは、セントラルパーク。とても広い公園で、古いお城や大きな池、ランニングコース、スケートリンク、野球グラウンドもあります。公園の周辺にはHome Aloneで有名なプラザホテル、Night Museumで有名なNY自然史博物館、クリスマスツリーが有名なロックフェラーセンターの他、カーネギーホールやルーズベルト島に向かうゴンドラも発着するクイーンズポロブリッジが有名です。42st周辺はタイムズスクエアブロードウェイミュージカル、華やかなクリスマスマーケットが開かれるブライアンパークがあります。ローワーマンハッタンはワールドトレードセンターの跡地やウォールストリートブルックリンブリッジニューヨーク市庁舎、ステタンアイランド行きのフェリー乗り場にも近いバッテリーパークがあります。このフェリーは無料で乗船でき、自由の女神のすぐそばを航行してくれるのでお勧めです。NJ側のLiberty State Parkからもきれいに見ることができます。

野球好きにとってはブロンクスのヤンキースタジアムはいの一番に訪れたいスポット。地下鉄駅直結で、スタジアム外や外環通路まで雰囲気に圧倒されました。センターバックスクリーン下の殿堂入り選手のモニュメント群や1塁内野席奥の野球Museumも必見。来場記念証も無料で発行してくれます。低迷が続くヤンキース、観戦した試合でも10年前の留学先ミルウォーキーにぼこぼこにされていましたが、何とか復権してほしい。クイーンズのシティフィールドも地下鉄駅直結。球場前のビッグアップルトムシ―バーの銅像は有名な写真スポットです。生大谷が見れて大満足でしたがこちらもチームは低迷中。今季はナ・リーグに多くの日本人選手が集まっているのでメッツ戦の方が狙い目かも。NFLジェッツとジャイアンツの本拠地メットライフスタジアムはニュージャージー側にあり、行けずじまい。ナイトゲームにバス乗り継ぎはハードル高いわ。お金がある人はボストン、フィラデルフィア、ワシントンあたりはバス・電車圏内です。

★季節のイベント(秋/冬)
ハロウィンシーズンは紅葉の時期と重なり、ハドソン川沿いやクイーンズのコロナパークが特にきれいでした。ニューヨークでは11月のサンクスギビングの方が盛り上がりを見せていて、11月最終日曜日にブロードウェイで行われる大規模なThanks givingパレードでは、様々なキャラクターのバルーンやマーチングバンドの人々が街を歩きます。ここが終わるとすぐにクリスマスシーズンが到来。セントラルパーク・ロックフェラーセンター・ブライアンパークではアイススケートリンククリスマスマーケットが開かれ、レキシントンアベニューやウォールストリートではイルミネーションが輝きます。大晦日の目玉は有名なタイムズスクエアのカウントダウン。数十もの電飾ディスプレイが輝く姿は圧巻です。

ランニングレースで有名なのは11月のニューヨークシティマラソンですが、海外在住者にとってはかなりの倍率でスタートラインにすら立つことが難しい状況。それでも町が盛り上がる様子はとても楽しめます。10月にブルックリンハーフ、11月にクイーンズハーフ、12月にマンハッタンハーフとテンポよくレースがあり、10kのレースも含めると少し高額に感じますが毎週のようにレースが開かれています。一見フラットに見えて地下鉄に乗っているとわからないニューヨーク市内ですが意外と起伏があり、走り応えがあります。地下国連職員や日本のミッションの関係者の方々はランニングをする方も多かった印象です。

★食生活、買い物
基本地元ヨンカーズのスーパーで買い出しして、たまに日本食品店に行くくらいの割合で食生活を組み立てていました。国連周りだとお菓子から主食まで揃う片桐や、お弁当が充実しているSunriseが有名です。地元スーパーには地域柄アジア人向けのコーナーはなく、調味料やルーなどはマンハッタンで調達していました。一方値段が中心部と郊外だと全然違うので、お米や野菜、お肉などは地元調達。骨付き肉しかなかったり、少量しか買わないのにセルフレジがなく、夕方スーパーに行くとありえへん量の買い物をする地元民の後に並ばなくてはいけないのが苦痛でした。

★その他諸々(天気・交通・散髪)
12月の初めに初雪を観測し、2月までに2回くらいドカ雪を経験しました。でも基本バスや電車は通常運航しており、道路も除雪はスムーズに行われそのあたりはさすが先進国。気温は朝方-10度くらいまで冷え込む日もありましたが、基本どこでも暖房が効いているので問題なく過ごせました。ただ、元からホームレスの人が車両や駅構内で生活していたのが、冬になると特に数が増え、まぁいろんな種類の悪臭が車内に漂ってきます。最初はずっと警戒していましたが、コーナーに座れた時は普通に音楽を聴いて携帯を触っていて危険は感じません。早く地元民に溶け込み、即興コンサートや物乞い、物売り、変な絡みなどの多様性を見て感じて楽しめるようになりましょう。

車内はないけど駅にはWi-Fiあり。20種類くらいの地下鉄が走っていますが、基本マンハッタンでは縦に行く路線が多く横は7くらい。LocalとExpress、UptownとDowntownをしっかり見落とさずに理解できれば24時間沢山の本数が走っていて便利です。週な運転中止、行先変更がまれにあり、アナウンスも早くて小さくて聞き取れないので周りに合わせて行動しましょう。散髪は市内5か所にあるQBハウスを利用していました。理容師の方は男女も国籍(日米)も半々くらいで、値段は30$ほど。日本基準だとありえん高さですがクオリティもあるし他だともっとするのでお世話になりました。

以上です。住めば都。訪れるNYと住むNYは全然違いますねー。


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