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飽き性の自分がハマる理由(後編)

そんなループをしつつ時は流れてゲーセン音ゲー新作の話を耳にしました。
PDAがゲーセンに入る と。

これ、家庭用(PSP)で初作が出てて、当時の僕は初音ミクというものをよく知らなかったので、参考資料的な感じで買ってやってたんですよね。
それがゲーセンで出ると聞いて驚きました。家庭用はゲーセンで流行ってから移植という認識だったので。

で、いざ稼働開始した直後に少しやって、家庭用と勝手が違いすぎて一時は退いていたのですが、後に家庭用2作目に入っていた大好きな曲が入ったので再び再燃、あとは泥沼一直線w

PDAには実績称号というものがあり、プレイの累積結果に応じて称号がもらえます。単純に全楽曲を最高難易度(以下EX)でフルコンボすると実績称号はすべてもらえるということです。
これには燃えました。称号という形で目に見えるので、実力で勝ち取れるのはもちろん、自身の向上がはっきりわかるからです。

収録曲がボーカロイド曲限定ということもあり、当時は100曲もなかったことも幸いして、半年ほどで条件を満たすことができ、無事その時点でのすべての実績称号を得ることができました。
この称号は楽曲追加のたびに追加されるので、以降は追加されるたびに取ってやる!と意気込んだものです。
懐かしいなァ…

ここからが闇の領域への一歩。
PDAのヤバいところであり、やり込み要素のひとつ。
それが スコアアタック(以下スコアタ) です。

通常、音ゲーというものは、すべての譜面を最良判定でクリアすればそれが最高得点となるんですが…
PDAには操作のひとつに長押しがあり、それを一定時間行うと基本点以外にMAXボーナスというものを得られます。これを利用して、譜面通りにやらずにボーナスを優先してプレイすることで点数を上げることができます。
簡単に言うと
【わざと間違えて点数を伸ばす】
ということです。

わけがわからないよ!

ごもっともw
僕も詳細をうまくお伝えできないので、より詳しく知りたい方は独自に調べて頂けるとありがたいですw

で、なんでスコアタ始めたかというと、PDAは1曲ごとにランキングが設けられていて、300人以内に入れればプレイヤーズサイトで確認できるんですね。
それまでランキングなんてものと無縁の凡夫にとっては衝撃でした。

それからは躍起になってスコアタをやり続け、時には瞬間的にその曲のベスト3に入れたりして、上位プレイヤーと知り合うことができて、なんだかようやく自分を認められたような気がしました。
『私はやればできる子なのよ!』っていう自信にもつながって、今でもそのゲームをやっています。

自己顕示欲・承認欲求の塊だとか、そんな風に捉えられるかもしれませんが、それは否定しません。これまでの人生で周りに認められたと感じられる出来事なんて皆無と言っていいぐらいだったので。

愚直に、でも向上心を持って続けることで、結果はちゃんと出るんだなあと痛感した、ここ10年で一番の出来事です。

もしかしたらこれが ビジョンを決めて全力疾走 ってもののひとつの形なのかもしれません。
モノがゲームってのが複雑ではありますがねw

やっぱり自伝になっちゃいましたね。申し訳ない。
読んで頂きありがとうございました!(^^)

次は性癖でも語りますかねwww

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