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会社の名前で仕事をするな、自分の名前で仕事をしろ。次元を超えたウルトラサラリーマン、田端信太郎 著『ブランド人になれ!』第五章〜第七章(完結)

遅れ馳せながら、「ブランド人になれ!」の書評、第五章〜第七章までを書きました。これで完結です。まだ書籍を購入をするか迷っている方は、こちらの記事(以下の記事も)である程度の内容を腹落ちさせて頂ければ幸いです。

アマゾンレビューが荒れているということで、さすが炎上男、田端さんだなぁと感服してます。賛否両論が起きるということは、素晴らしい主張を一冊の本に落とし込めたんだと僕は尊敬しているのですが、読み手のみなさんが価値を決めるので、買って後悔しないように是非記事を読んでね!

↓第一章〜第二章のまとめはこちらから!

↓第三章〜第四章のまとめはこちらから!

それでは、ノンストップで「ブランド人になれ!」第五章〜第七章の見どころをお伝えします!

第五章 発信者たれ!


第五章ではブランド人になるための田端さん直伝、SNSを活用する戦略についてです。
ブランド人たる者、自らを発信しないでブランド力を構築することは難しい。
この章では、SNSという平等に与えられたツールをいかに活用して、自身をブランド化する実践的な知識を吸収することができます。

『炎上しない奴は燃えないゴミだ』
SNSには誰でも気軽に使える便利さがある一方、自分の発言がノーガード状態で世界にさらされる危険性もある。使い方を間違えると、職や社会的立場を失うことにもなりかねない。
そのうえで、敢えてリスクを怖れずに言いたい。「炎上上等」「炎上を怖れるな」と。僕は散々燃えてきた。しかし、それこそが僕の存在証明なのだ。
僕ほど、サラリーマンとして在職中のまま、SNSで炎上を繰り返し、それでも涼しい顔をして今も働いているサラリーマンはいるだろうか?
つまらないタテマエなんてかなぐり捨てちまえ。いつの時代もルールや常識がすべてただしいわけではない。
(ブランド人になれ! より)

自分の考えがあるとして、それをSNSで発信することが恥ずかしい会社員も多いのではないだろうか。
しかし、幸いなことに世間はそれほどあなたに興味などない。
もう一度いう、興味など全くない。もちろん僕に対してもだ。
有名人でもない会社員が呟く「仕事疲れたー」「残業だりー」などに誰も見向きもしないからぜひ安心して欲しい。

だからガンガン自分を発信することによるリスクなんて、耳障りな罵詈雑言くらいだ! そんなモノは無視して発信していこう!

「世界が何と言おうと、オレの意見はこうだ!」と恐れずに表明することからブランド人への道は拓ける。
さあ大いに燃えよう。炎上しない人間など燃えないゴミだ。       (ブランド人になれ! より)」

第六章 真っ当な人間であれ

第六章では、ブランド人たるもの、人から愛されるような人間味を兼ね備えている必要性を伝授している。人間味とは、コイツと仕事をしたい!と思われる普段の素行や気構えに渡る、ブランド人としての道徳である。

『君はパンツを脱げるかい?』
相手の信頼を勝ち取るためには正直さが必要だ。
正直とは何か?
それは「パンツを脱げるか」ということだ。自分にとって不都合なことでも、相手にオープンにできることが正直さだ。

いざという場面でプライドを捨てられない奴を信頼することはできないのだ。(ブランド人になれ! より)」

社会にでると、「大人として恥ずかしいこと」や「社会人のマナー」を理路整然と語ってくる輩がいる。
しかし、恥ずかしいことやマナーなんていうのは、常に相対的なシチュエーションで決まり、別にコミュニケーション相手が特段気にしなければ関係ないと僕は思う。
変に気を遣って、自分の評価を下げられないように顔色を伺う会社員が多すぎる。
評価を下げられることよりも、自分という存在を押し殺して消耗する時間の損失がデカイと思う。
評価を下げられる心配よりも、圧倒的に仕事で結果を出して自分の評価を上げていち早くブランド人になる方が楽しいに決まっている。だからこそ、早く自らがブランド人になって、何もかもさらけ出して生きることががリスクヘッジなのだ。

プライドなんか、必要なら、いつだって捨て、僕は土下座してみせる。
なぜならば、そんなことで僕の価値は1ミリも下がらないと自分で確信ができているから!
これこそがブランド人にとって、最高のプライドの持ち方だ。
ダサいプライドなどは、サッサと捨てろ。
さぁ今すぐここで、パンツを脱げ!
(ブランド人になれ! より)」

第七章 たかがカネのために働くな!

最期の第七章では、「ブランド人ならばお金のために働くな!」を説いています。

自分が好きなこと、夢中になっている得意技でを徹底的に極めつつ、
「他人の役に立つ」という青臭い志で仕事をする。

「たかがカネのためにオレは働かないだぜ」と仕事にひたすらのめり込めば、磁石に吸い付けられるように、カネが君のところへ飛んでくるようになるだろう。(ブランド人になれ! より)

働く目的は個々人で様々あると思う。
大体の人は生活のために働く。
だから、生活のために働くという目的は一概に否定できない。
しかし生活ができるとしたら、じゃあどんな目的で僕たちは働くのだろうか?
もちろん楽しくワクワクした仕事をしたいはずだ。
嫌な上司に取引先にヘコヘコ頭を下げるのではなく、自分から手を挙げて仕事を取りにいきたい。
そのためには、まずお金のために働くという目的を忘れて、お金以外で自分が働く理由を問い直してみることだ。
僕は化粧品会社のメーカー工場で、生産技術開発の仕事をしている。
この仕事を通して、世の中にいる綺麗なお姉さん方を喜ばせたいし、笑顔を見たいという目的で励んでいる。
つまり、美人なお姉さんの笑顔見たさに僕は働いている。
そして、沢山の情報に触れて文字に書き起こすことも大好きだから、こうしてnoteを書いて発信もしている。
書いて発信することは楽しいことだから、もっともっと追求したいと思うし、女にモテたい。

カネというつまらない紙切れのために生きるな。
カネのために死ぬという、最強にダサすぎる最期は絶対に避けろ。
僕は声が嗄れるまで、何度でも呼びかけたい。
たかがカネのことで死ぬな。
ワクワクして生きろ。そうすればカネもついてくる!          (ブランド人になれ! より)

総括・・・


『ブランド人になれ!』の書評を第一章〜第七章に渡り書いてみました。
最高にパンクでロックな会社員として生きる知見が盛り沢山でした。

すでに発売されているということで、仕事の帰りに家の近くの書店に寄ったら、並んでいる本を手に取るサラリーマンを見かけました。
内容を数ページ読んでレジに向かうその男の後ろ姿は、スーツの上着を手に持ち疲れ切っていたけど、「現状を変えたい」という心の声が顔から伺えました。
日本の会社員に告ぐ、田端さんの「ブランド人になれ!」という本で幾人かの会社員の人生を変える起爆剤になったことは紛れもない事実だ。

僕もブランド人になるために、自分を会社に依存させるだけの人生は辞めた。
個人としてのブランドで仕事を生み出し、社会に価値を提供できる会社員になる。
そのためにも、沢山の情報に触れて、好きなことを好きと発信して生きたいと思う。だって、こっちの方が最高に楽しい働き方であり、人生じゃないですか。

さぁ24時間ワクワクに満ちた砂かぶり席へ、今すぐ座席を移動しよう。ビジネスマン個人がブランド化するのは、まだ「波の予兆」だ。さぁ、乗ろうぜ、このビッグウェーブ! 幸運を祈る!(ブランド人になれ! より)

では、また!!!

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春木道洋@会社員2.0

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