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【小説】連れていく

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全13回のオリジナル中編小説です。鉄道が好きな女性と、アニメが好きな女性のロードムービーです。西日本を旅します。何卒よろしくお願いします。
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記事一覧

【小説】連れていく(13)

前回:【小説】連れていく(12)  それから三本の列車が駅に入線し、また出発していった。佳…

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4年前
13

【小説】連れていく(12)

前回:【小説】連れていく(11) *  佳織は、ベンチの表面を撫でてみた。嫌になるほど、滑…

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4年前
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【小説】連れていく(11)

前回:【小説】連れていく(10) *  広島国際アニメーションフェスティバルは二年に一度、…

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4年前
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【小説】連れていく(10)

前回:【小説】連れていく(9)  太陽は真上に昇っている、らしい。今日も晴れて、惜しみな…

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4年前
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【小説】連れていく(9)

前回:【小説】連れていく(8)  児島駅に戻る途中も、梨絵は一言も話さなかった。バスが来…

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4年前
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【小説】連れていく(8)

前回:【小説】連れていく(7)  梨絵がスマートフォンを見ながら、バス停から離れていく。…

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4年前
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【小説】連れていく(7)

前回:【小説】連れていく(6) 「ご飯美味しかったなぁ。めっちゃボリューミーで」  佳織は水色のベンチに座る梨絵に話しかけた。単線のホームはがらんとしていて、蜃気楼で線路の先が少し歪んで見える。気温は上昇の一途。屋根に遮られていても熱がこもっている分、より暑い。梨絵は、自動販売機で買ったミネラルウォーターを、一口飲んでから答えた。 「私達が食べ終わる辺りから、お客さん何人か来始めてましたもんね。席もけっこう埋まって。地元の人に大事にされてるんだな、って伝わってきました」

【小説】連れていく(6)

前回:【小説】連れていく(5)  倉敷市駅は、駅舎の上が駐車場になっている。レンガ調のタ…

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4年前
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【小説】連れていく(5)

前回:【小説】連れていく(4)  神戸線の車内は、二人が楽に座れるくらいには空いていた。…

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4年前
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【小説】連れていく(4)

前回:【小説】連れていく(3) 「で、これからどないすんの」  主に梨絵が、たっぷり風景…

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4年前
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【小説】連れていく(3)

前回:【小説】連れていく(2)  線路の先を見つめる。目線が同じなので、会話もない。二人…

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4年前
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【小説】連れていく(2)

前回:【小説】連れていく(1)  西宮北口駅。阪急電鉄神戸本線と、今津線が接続するこの駅…

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4年前
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【小説】連れていく(1)

〝仕事終わったで。今日はいつもより残業多かったから疲れたわ〟  門司佳織は、ビルを出ると…

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4年前
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