星野源/日常

私は合唱団がうかつに演奏会でポップス曲を歌ってウケを狙うのが苦手である。
ほらぁ!みんな知ってる曲だよ~楽しんでね〜感が苦手すぎるのだ。

自分たちで楽しむためなら良いと思う。
有名なポップスをハモるのは気持ちいいし、合唱を始めるきっかけには一番良い。Nコン課題曲でポップス曲を入れたのは正解だと思う。これがきっかけで多くの中高生が合唱にのめり込むことになった。


ただ

演奏会でポップスは厳しい。

我々は当たり前のように、プロの演出&演奏の動画を無料で楽しめる時代を生きている。
そんななかで合唱団がポップス曲を舞台で披露し、目や耳の肥えたお客様を満足させることができるたろうか。

きついって。

例えばコンクール最優秀賞の合唱団が
あいみょんのマリーゴールドを歌ってて、

隣のホールで
本物のあいみょんがマリーゴールド歌ってたら、

そりゃ本物のあいみょんの方を観に行くって。


しかも演奏会でのポップス曲の立ち位置って、合唱曲ステージの合間の箸休め的な扱いで並べられるのが多い。

舐めんな😂
あいみょん舐めんな😂

もはやあいみょんと言いたいだけ


そして我々合唱団ふたり、
YouTubeにクラス合唱曲ばかり上げてきたが、ここにきて星野源をリフトオフ。


星野源のセカンドアルバムから日常という曲だ。MVも出ている。
https://youtu.be/6D01Q2jn9A8?si=YtZjqid2ek9jkArP

この曲の歌詞と、我々合唱団ふたりの置かれている状況があまりにもリンクしていて
迷わず持ち歌に推薦して押し通した。


無駄なことだと思いながらも それでもやるのよ
意味がないさと言われながらも それでも歌うの

暗い部屋でも すすむすすむ
暗い道でも すすむすすむ
未知の日常 すすむすすむ
暗い部屋にも 光る何か


これって、
これってまさに今の僕たちなのでは!?
歌っていくにつれて、この曲は合唱団ふたりのアンセムになるねって話になっていった。

おそらく次回以降の演奏会のセトリにも、必ず良いところで入ってくる曲になるだろう。






ちなみに2番の歌詞で、

みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ
みんなが好きなものが好きでも それでもいいのよ

ここも好き過ぎる😂
王道と邪道、どちらかに偏るわけではなく、

自分の選んだ道を王道にするんだ!って意思が最高すぎる。
「夢の外へ」という曲にも似たようなところがあり、こだわりが感じられるのだ。


良かったら聴いてください🙏


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