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パナマ共和国 サンブラス諸島の民族手芸“モラ”の紹介 (その3)

この記事は、下記の記事の続きです。

モラ(mola)は、中米パナマの先住民族であるクナ族が独自に生み出した多重アップリケの布です。クナ族の女性たちが民族衣装の飾り付けとして伝統的に用いています。

モラは、色の違う布を重ねて縫い、模様の形にくりぬいて作られます。赤、青、オレンジなど鮮やかな色彩の布で太陽、動植物などをモチーフにした図柄が特徴です。

モラは二枚セット 上の二枚は微妙に違いがあります

モラの模様のモチーフは身の回りの物から先祖代々受け継がれてきたデザインで、それぞれに願いや意味が込められています。前後で柄を揃えるため、同じテーマにそって二枚一組で作られます。







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