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☆アルコール依存症☆

自分の意志で飲酒をコントロールできなくなる
病気


離婚してから7年後、
元夫は46才の若さで亡くなりました。
肝硬変でした。

病院に入院中、
一人暮らしのアパートへ一時帰宅して
誰からも看取られることなく
たった一人で亡くなっていたそうです。

アルコール依存症は、
本人の意志が弱いとか、だらしない性格だからとか
そんなことは関係なく

どんなに飲みたくない、やめたいと思っても、
自分の意志で飲酒をコントロールできなくなる病気なんです。

しかも、
一度この病気にかかるともう元に戻ることはできず

現代において治す薬もなく

生きるためには
死ぬまでお酒を断つしか方法がありません。
(※現在は症状の軽い患者さんには”断酒”ではなく”減酒治療”を施す医療機関もあるそうです)


その数、100万人以上

日本には現在、100万人を超えるアルコール依存症者が
いると言われています。

予備軍も含めると440万人以上。

となれば、

それに伴って悩んだり苦しんでいるご家族の方は
その何倍もいることになります。

家族2人が巻き込まれていれば880万人。
家族3人が巻き込まれていれば1320万人。

すごい人数じゃないですか???

ちなみに、
アルコール依存症者1人につき
10人もの人が振り回されると言われています。

そして、
アルコール依存症者本人の回復より、
それに関わった家族の回復の方が
何倍も時間がかかると言われています。

実際私は、
彼と離婚してからまともな思考に戻るまでに2年、
身体と精神が落ち着くまで7年かかりました。

これだけたくさんの人を巻き込み
家族までも病気にしてしまう大変な病気なのに、

世間にはどういう病気かってことがほとんど知られていない。

どうしてもっと国が対策に乗り出してくれないのかと
不思議で仕方ありません。





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